レース前の鍼施術 | kakoの肩コリ&首コリ&心コリ緩め録

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名古屋千種駅そば隠れ家サロンDissetareを営む、アロマセラピストkakoです。

今更ですが(笑)全日本ロードの直前ケアでは、鍼治療を多用しました。

今春デビューの若葉マーク初心者マークですが、

 ・今までの自分自身の体験

 ・実験台なあんこ男

 ・常連様な選手の皆さん

などから、施術後のイメージは好印象だった事と、前々日にケア可能というのが、鍼に踏み切った理由です。

 

ところが、体験してくれた選手の反応が、予想以上に良く(笑)、本当に!?と多少疑問が(笑)

で、昨日Dissetareで一番鍼経験の豊富なS級選手に確認をしてからと思い、こんな今更な投稿となりました汗

 

最初はWE3連覇な与那嶺選手

前々日+前日の連続でのケアでしたので、初日は鍼+ボディケアでガッツリ緩めて、前日はオイルで流すパターン。

事前情報に比べ、体調は上向きだったので、邪魔をしないよう&本人が気にされている背面を重点的に、鍼数は普通の治療並みにガッツリと。

「翌日ダルさが出るかもしれない。」とお話ししましたが、全く問題なかったご様子。

人生で初めてこんなに背中が緩んだ!!」と大喜びしてくださいました。

最初は、行わないつもりだった前日鍼という暴挙(笑)で、気になる部分の深部に刺激を入れて、翌日。

結果はご存知の通り。圧倒的勝利グッド!

 

続いて、Roppongi君

非常にデリケートなRoppongi君ですが、レース3日前だったこともあり、鍼にチャレンジしてくれました。
固い部分に鍼を入れつつ、オイルで流すパターン。あ、与那嶺選手と一緒か(笑)

最初は上半身だけ様子見で鍼しましたが、初体験も恐怖心はなさそうだったので、最後には唯一!?疲れていたハムまでガッツリと(笑)

自分の身体について、どんな細かい事でも絶対気付ける人なので、翌日はダルダルって言われはずが、こちらも「全然問題ない」と。

これは、私的には一番の誤算(笑)でした。

元々、しっかり調整してくる彼ですから、邪魔をしなければOK!で、しっかりME11位の快挙合格

 

女子のレース中に補給所に来てくれたトヨカツ君

一番緩めたかった人なのに、大分調整してきたご様子。

いつになく良い状態での登場に、正直期待外れ(笑)感満載。

これだけ良い状態なら、鍼を使うまでもないだろうと、ボディケアで対応したのですが・・・

足釣りでDNFとの事。

今回ケアさせて頂いた中で、唯一のボディケアが唯一の不本意な成績ドクロ

足釣りは当日の暑さが一番関係しているだろうとは思いますが、あまりの偶然に罪悪感が。。。

トヨカツ~ごめんよぉ。手抜きしたわけでは無いんだよ。絶対。。。

 

写真はありませんが、あんこ男が連れてきたGOKISOな美白王子。

富士ヒルがイマイチな結果だと思ったら、膝痛が出ていると。

あんこ男には「2~3周で降りると思う。」と弱音を吐いたそうですが、痛いのが苦手な彼は

「どこを緩めるか教えてくれれば良い」と最初から逃げ腰(笑)

でも、教えて上げてもその硬さを自分で見つけられないにひひ

でも痛がって逃げてしまって緩めるどころじゃない・・・ので、押し売り鍼治療

さすがに補給所でお尻出せとは言い難い。

周回の合間にGOKISOブースにお邪魔して、故障している側の股関節周囲に鍼。
ボディケアは痛がって何もやらせてくれないのに、鍼はうたれているのにも気付かない美白王子(笑)

彼が鈍いのではなく(笑)慢性的な症状は、感覚が鈍ってしまうことは結構あること。

彼はケアというより完全に治療で、故障側のみしっかり鍼施術しました。

ボディケアは痛くて力んでしまい、無駄に負担がかかるタイプの彼には鍼はお誂え向きといったところでしょうか。

結果は…2~3周どころかしっかり完走。やったね合格

 

女子レースが終了し、撤収しかけたところにゲンタン発見!

「見つからなかったら、夜電話しようと思った。」との事で、ギリギリセーフ

撤収後で場所もなかったので、申し訳ないのですが、フリース敷いて青空施術あせる

ポジティブに捉えてくれる彼は「大丈夫ですよ。」連発

それ、私が言いたいのですが・・・(笑)

そして、施術後そのまま試走へ。
大丈夫だったかな?と思ったら、翌日FBでコメントをくれました。

翌日は全然大丈夫だったみたいですニコニコ直後はどうだったんだろう。

もちろん、しっかり完走合格
そして、レース後も!

 

レース直前のコンディショニングに、深層部を緩めたい方には、手技より鍼がいけるかもしれませんグッド!

少なくとも、今回施術させて頂いた皆さんは、普段手技で緩めるより、痛みが少なかったようで無駄な力み等、身体への負担を軽減することが出来たこともあり、軒並み好感触の評価を頂きました。
ただ、鍼というのは微細とはいえ、身体に傷をつけるリスクがあります。
その傷を修復しようとして、自然治癒力がUPすることが効果の一因でもあるのですが、その分の身体への負担はどうなのでしょうか?

Dissetareで一番鍼治療経験が多く、またコンディショニングが上手な吉田敏洋選手に鍼翌日の身体の反応について確認しました。

現在は元愛三工業レーシングの福田選手を日常的に指導して下さっている吉田選手は、競輪とロードレースの違いも理解したうえで面白いコメントをくださいました。

「鍼治療翌日は、ロード選手であれば普段より身体が軽いと思う人が多いのでは?実際自分も、普通に乗る分には軽く感じる。ただ、競輪で本気でもがこうと思うと少し力が抜けるような、入らないような感覚を感じる。翌々日には、それも全く感じない。」

競輪とロードではもがく強度がまるで違うため、ロードであれば翌日でも問題ないだろうということでした。

それでも万が一に備えるなら、前々日までに鍼治療。一度お試しになってみませんか?