【悪口を言おう!】
突然ですが、あなたは普段、悪口を我慢していませんか?
「悪口を言うことは悪いことだ」と思っていませんか?
実は、悪口を言うことにはメンタルヘルス的にとても効果があるんですよ。

【怒りや不満は“毒”】
“毒”を持ち続けると、心身に悪影響をもたらします。
溜め込んだ毒は、ストレスや不満として積もり積もってしまい、心も体も健康を害してしまいます。
だからこそ、時には“悪口”を吐き出してスッキリすることが大切なんです。

【悪口の効能】
悪口を言うことで、心の中に溜まった負の感情を外に出すことができます。それにより、心のスペースができて、新しいポジティブな感情やエネルギーを取り入れることができるのです。
メンタルヘルスの観点から見ると、これは非常に健康的なプロセスです。

ただし、気をつけなくてはいけないことがあります⚠️
ここで悪口を言う際のルールをご紹介しますね。

【絶対厳守!悪口のルール】
1. 誰に言うか
①信頼できる家族や共感してくれる同僚に話しましょう。

②それでも解決しない場合、専門家やカウンセラーに話してみましょう。
カウンセラーは、感情の整理や問題解決のサポートをするための訓練を受けています。専門家に話すことで、客観的な視点からアドバイスを受けられ、心の負担を軽減することができます。

2. 言った後どうするか
①悪口を言った後は、自分の気持ちを整理する時間を持ちましょう。反省することも大切です。自分にも改善点がないか考えることで、次へのステップになります。悪口を言ってスッキリした後には、前向きな気持ちで新たな一歩を踏み出す準備が整います。

②コーヒータイムなど、自分にちょっとしたご褒美をあげましょう。日頃頑張っているからストレスが溜まります。労ってあげてくださいね。

【毒に侵された人々や自分】
私の経験からも、悪口を言うことの重要性を実感しています。
私は元銀行員として27年間働き、延べ20万人のお客さまの喜怒哀楽に接してきました。愚痴やクレームを対応したことは数知れず、私自身もプライベートでは怒りや不満を溜め込んで辛くなったこともあります。
さらにこの6年間はカウンセラーとして働く人々がメンタルを壊すほどの悩みを聴かせて頂いてきました。

【たった30分で表情が、、、】
先日、面談した硬い表情の50代女性社員Aさん。
数年前から同僚とバチバチの関係で、相手が突っかかってくるので日頃は我慢していましたが、その結果、高ストレスになってしまいました。
上司に報告しても「まあ、気にしないで」と取り合ってもらえず、たまらず家族に愚痴ると家庭が嫌な雰囲気になるとのことでした。

面談でたっぷり愚痴ってもらい、こちらが目いっぱい共感的に対応すると、少しの間沈黙がありました。
そして、「私も突っ込まれるところがあった。そこは直そうと思う。相手には良いところもあるんです。」と表情が少し和らぎました。

「誰かに聞いてほしかった。スッキリしました」と優しくちょっぴり愛嬌のある笑顔。

具体的な対応アドバイスをして面談は終了しました。

【まとめ】
悪口を言いきって共感してもらうと、人はやっと気が済んで、客観的な視点が持てるようになります。
人の言葉も素直に受け取ることが出来るようになり、相手の良いところも認められるようになるんです。
だから、悪口を言うって、本当に大切なんですね。

皆さんも、たまには信頼できる人や専門家に悪口を言ってみてください。
そして、スッキリした後は、前向きな気持ちで新しい一歩を踏み出しましょう!

ふと、私に話してみたくなった方はお気軽にご連絡くださいね♬

それでは、また次回(^_-)-☆
お読みいただきありがとうございました。

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