超高文明世界の女性のファッションはシンプル | ノリックの「失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~」おもしろ満載ぶっちゃけブログ

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ノリックの長編SF・コメディー・ロマンス「失われし銀河の天使  ~ エルフィア ~」の情報ブログです。本編にはない、お話しの設定とか、キャラ資料とか、いろいろ上げていまいります。登場人物満載のオモシロ記事や脱線情報を出していきます!

『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』のエルフィア人のファッションについて、あまり詳しくは描写していませんが、わたしのイメージはわりと普段着はシンプルなものにしています。


理由はいくつかあります。



われわれ地球人のファッションの歴史を見ればわかるんですが、古代にはごてごてした飾り付けがたくさんあるファッションでした。


もちろん、貧しい人たちはその限りではなかったのですが、裕福な商人や宮廷のファッションは派手で、特に女性は飾り立てていたように感じます。


日本の宮廷女性の十二単に限らず、世界の王や皇帝の取り巻きの女性は、あまりに飾り立てていて、とても仕事や家事をこなせるようにはなっていません。


もちろん、そういう古代には、そういう女性は普段はなにもする必要がなかったという状況があります。


言い換えると、女性が社会進出して、現代のように会社などで働くのが当たり前という状況にはなかったからです。



現代社会は、産業革命で劇的に変化しました。


まず、税制が決定的に代わりました。

政府は農産物などの現物ではなく、現金のみでの納税に変更したのです。


お金がなく過酷な税金を支払えない人は、土地を手放さざるを得ません。


土地が無くなり農業が営めなくなると、今まで、自分のうちだけで農業やしていたのでは、暮らせなくなりました。


一方、時代の先を見ていた農家は、早々と工場に提供する羊毛産業に切り替え、農地は柵を張り巡らせた牧草地になってしまいました。


羊の放牧は広大な土地を必要とします。


農地はもちろん、山や丘までもを牧草地に変えたため、農家で働いていた小作農家は、まったく仕事がない状態に追い込まれたのです。


これが有名な「囲い込み」で、仕事にあぶれた農民たちは、現金収入を求めて大都市になだれ込み、工場労働者となっていきました。


これがいかに過酷であったかは、ほかの歴史書でご覧いただくとして、これがファッションを劇的に変えたということがいえるんじゃないかと思っています。



工場の労働では、ごてごてした服装は機能的ではないし、機械に挟まれたら命に係わる重大事故に繋がります。


事故になったら機械は止まり生産はできません。

生産ができなければ、現金を稼ぐことはできません。


はぁ・・・、結局はお金なんですねぇ・・・。


とどのつまり、経済が資本主義となり、女性の労働力の確保ということが、女性のファッションに大きく影響していると言えるんじゃないかと思うんです。


その他、経済が発達してくると海外貿易でガッポリ儲けようと考えます。


そういう法外な利益をあげるためには、脅しが一番効果的です。


それで、軍隊も急速に発達し、武器もファッションも機能的なものに変貌します。

帝国主義の誕生です。


丈夫で動きやすく軽く、しかも、夏服と冬服と分けています。

日本の学生服はこういう時代に生まれた軍服のアレンジ版と言えるでしょう。


みなさんもご存知のように、セーラー服は名前そのまんまで、セーラー(水夫、海兵隊)の制服ですよね。


ビジネスマンのスーツもコートも、このころの軍服が元になっています。


というわけで、経済の発達と女性の労働力進出に伴い、女性のファッションはより機能的でシンプルになってきているんではないかと思います。


これに、女性らしさ、セクシーさ、清楚さ、等々、いろんな要素を取り入れて、現代女性の普段着はできてきているんではないかと思います。



では、エルフィアのような超高文明世界の女性はどうなっていくんでしょうか?


冒頭に述べましたが、世界的に見ても女性の元首や要人はどんどん増えています。


女性の社会進出は今以上になると思われるわけですね。


となると、当然、高文明社会になると、ファッションも機能的になり、仕事着はどんどんシンプルになっていくんじゃないかと予想できます。


極端な話し、裸と変わらないくらいに体の線にピッタリ合うものになっていくんじゃないかと思います。


エルフィアはみんな最高の健康状態を維持できる社会であり、まずプロポーションで悩む人もいませんし、それを揶揄する人もいません。

みんなが受け入れられています。


「サンダーバード」のデザイナーで有名なジュリー・アンダーソンの「謎の円盤UFO」というテレビ番組が、何十年か前に放映されていましたが、そこでのファッションはそういうデザインになっています。


エルフィアは科学が極端に発達しているので、ぴったりした服でも体温や分泌物の調整処理は、その服の中で処理していますし、よごれもキズもつきません。


そういうのがエルフィアの仕事着なんです。


実際、SS(セキュリティー・サポート:要人警備官)のアンニフィルドやクリステは、身体にぴったり合ったタンクトップ風の服が基本で、それに足にぴったり合ったタイツとそれらの上にミニスカート風の覆いとベルトで、極めて機能的な服装を想定しています。


ユティスはエージェントなので、アンニフィルドやクリステアほど、身体を動かさなければならない状況はありません。


ユティスのファッションはシンプルの中にも、SSたちとは逆に、ゆったりとした襞のある服装を想定しているわけです。


なお、これらの衣服は、たとえ肌が露な部分があっても、放射線遮断フィールドを発生し、人体やDNAに有害な紫外線や宇宙線を防いでくれています。


これは、超高文明ならではの機能と言えるでしょう。




※ノリックの
『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!