異星人のコンタクティーは普通の人がいい? | ノリックの「失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~」おもしろ満載ぶっちゃけブログ

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ノリックの長編SF・コメディー・ロマンス「失われし銀河の天使  ~ エルフィア ~」の情報ブログです。本編にはない、お話しの設定とか、キャラ資料とか、いろいろ上げていまいります。登場人物満載のオモシロ記事や脱線情報を出していきます!

『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~ 』のエルフィア人は、ようやく宇宙に乗り出した世界(カテゴリー2の世界)の文明促進推進を支援します。


なぜかというと、そういう世界は科学の発達と共に、原子力による巨大なエネルギーを扱うようになり、時空や場などの基本的宇宙の理解が進むにも係わらず、精神的にはまだまだ独占的で排他的な未熟な状態(カテゴリー1)にあるからです。


一つ間違えば、自滅しかねないのです。

それどころか、開発の名の下に、他の世界を破壊しかねません。



そんなの自分の責任でしょ?

ほっとけばぁ・・・。


と、地球がほっとかれたら、みなさん、いい気しますかぁ?


エルフィア人は、それに「ナナン(否)」と答えます。

ほっとけないのです。

だから、地球を支援しようと考えてくれるんですねぇ。


立派だぁ・・・。

泣いちゃいます。



だけどもです。

よぉく考えて行動しないと、自分たちがやられてしまいます。


相手は猛獣ですからねぇ・・・。

がおぅ!



実は、地球人は野蛮な猛獣と見なされているようなんです。


と言ったら、無茶苦茶、腹が立ちますか?

それとも、さもありなん、と思われますか?

わたしは悲しいです。



ユティスは地球の現状を視察することが使命なんですが、日常的な面会相手に宇都宮和人を選ぶんです。


お話では、「オレ、特になにかあるわけじゃないし、なんで、コンタクティーに選ばれたんだろう?」、と彼が自問したり、アンニフィルドに聞いたりします。


ホント、不思議に思いますよね?

なんだって、ごくごく普通の人間に会うんだって・・・。


もっと国のトップ権力者の総理大臣とか、大統領なんか、科学者とかに会えば、効率的でいいじゃないかって。



でも、よく考えましょう。


異星から来るってことは、政府にとってはパスポートとビザを持ってないということなんです。


これって、もしかしてヤバイかも・・・?

そう、即バレです。


不正入国、入国管理法違反の重大犯罪になるんですねぇ・・・。

とっ捕まえられて、有無を言わせず、強制送還。


ええ、異星にどうやって強制送還するのかって?

あは。

地球人にはできませんよねぇ・・・。



そんなんだから、堂々政治的VIPはおろか、どんなVIPにも会えません。


よしんば地球に来れたとして、路上で警官の職務質問なんか受けたら、即刻終わりです。


おまえはだれだ?

異星人です。

よぉし、わかった、あの世に送ってやる、インベーダーめ!


ずっどぉーーーん!


こういう野蛮な状況になれは、異星人にとって、非常に困る状況だと思うんです。


自由に行き来する権利もない世界なのかぁ、ということです。



もう一つは、ハイクラスな人は、地球人の平均的な人間、つまり一番地球人らしい人間から相当かけ離れているからです。


一般の人は毎日運転手月のRR(ロールスロイス)を乗り回さないし、メイドや執事付きの生活もしていませんし、シンポジウムで学者相手に論文も発表しません。


こういう人たちは自分の既得権利を絶対に放しませんしね。


ユティスが、「ごくごく普通の人こそその世界を代表する」、といっているのはそのためです。


普通の人を見ていると、その世界の文明の本当の姿が見えてくると言うんですね。


「あまねく人々が享受していないなら、それは意味ある文明とは呼べません」


うーーーん、ユティスはスゴイですねぇ・・・。


それで、ユティスは和人をコンタクティーとして選ぶわけです。



和人の文明を表すものはなにかというと・・・。

乗用車(ソヨタ・カローナ)、PC、そしてスマホ、とまぁ、こんなものです。



そういうわけで、異星人は、政府に目を付けられないようにして、平々凡々な人間にそっと会って、地球の現状を把握しようとしてるんです。


ユティスは命がけの大変な任務に就いているんですよぉ・・・。



これは、このお話だけのことですが、もし、本当に異星人が地球に来ててですよ・・・、そんな風に地球を見ているとしたなら、ものすごく、悲しくないですかぁ?





※ノリックの
『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!