『にっこり』とか『にこ』とかなんですけど、お話の中で擬音を多様しているということをお話しましたが、この微笑表現を使うことで、キャラの優しさ、親しみやすさ、素直さなんかを出そうとしてるんです。
時には、下手な台詞を言うくらいだったら、にっこり微笑んだ方が遥かに効果的な場面が出てきます。
そういう微妙な感情を扱うシーンでは、微笑みはとても有効なんですねぇ。
よく日本人は訳のわからない微笑をすると、外国人に思われてるらしんですけど、どうなんでしょうか?
確かに、女性が大して面識もない男性に微笑んでしまうと、変に気があるんじゃないかって誤解され、その男性にひつこく付きまとわれちゃった、なんて話しを聞くことがあります。
ですから、だれにでも、にっこりという訳じゃ困るんですよね。
このお話では、微笑みと笑いと大笑いと苦笑い、大まかに言うと主に4種類の笑いを使い分けています。
もう一つ、嘲笑というのもあるんですが、ユティスとその仲間たちはしないようにしています。
わたしはお話が後味悪くなるのは好みませんから・・・。
それで、どれがどの場面だぁ?
そんなこと、急に言われてもぉ・・・。
なんですが、やはり、相手に好意を持ってのにっこりが一番イイですよね。
あは。
そういう微笑みを一番するのが、やっぱりユティスになります。
ユティスは、微笑みで相手を勇気付けたり、安心させたり、気遣ったりします。
天使の微笑みというヤツですね。
ユティスは、基本的に相手を毛嫌いしません。
相手のいいところを自然体で見つけようとするんです。
だから、それを見つけると嬉しくなるんです。
それで、にっこり・・・。
というわけです。
でも、この「にっこり」、そうそうできるもんじゃないんですよね・・・。
だから、ユティスは天使みたいなんです。
そうそう!
このお話のタイトルの『天使』というのは、もちろんそういうユティスたちのことですよ。
アンニフィルドとクリステアもその中に加わっていますよ。
アンニフィルドはとても感情表現が豊かですので、大笑いもしますが、微笑みも随所で見せます。
彼女は幾分気が強いので、その微笑に意図的に意味を乗せようとする時が、ままあります。
クリステアは、それを「ファム・ファタール」と表現するんですね。
要するに「危ない女」ってことです。
クリステアは、どちらかというと、クールな性格ですので、先の二人のように、「にっこり」の大安売り?は、しません。
でも、みんなと一緒に生活してるんで、そのうちにどんどん変わってしまって、という風に・・・。
えーと、これ以上はしゃべらないようにしないと・・・。
この辺はお話を読んでいただければと思います。
後、よく微笑むのが、株式会社セレアムの女性社長、真紀こと、国分寺真紀です。
彼女は社長ですので、当然厳しいところも大いにありますが、社員たちを大きな愛情で包み込んでいます。
社員たちを励まし、時には同情し、守ります。
そういう時に、「にこっ」が使われるんですよ。
微笑まれた側は、そういう真紀の気持ちを汲むんですねぇ・・・。
和人の先輩になるけれど1年下の石橋可憐や、二宮くんと同じカラテ道場の喜連川イザベルの微笑みは、照れ隠しや誤魔化しといった面が顔を覗かせます。
一方、男性キャラは「にっこり」よりは、「わははは」の方が断然多くなります。
でも、和人はユティスに対しては、しっかり微笑み返ししますよぉ。
とにかく、このお話のキャラはよく微笑みます。
にこ。
※ノリックの『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!