だって、まったく取り柄のないキャラじゃ、魅力も親近感も出てきませんから、お話ができません。
と言うよりは、だれでも強みってあるはずですから。
このお話の中では、そこを少しだけ強調してあげてるんです。
まずは主役の和人です。
彼の強みはなんだと思います?
実は、平々凡々だということです。
なんで、それが強みなんだ?
って怒られそうですが、この平々凡々がとてつもない威力を発揮するんです。
平凡ってことは、だれにも嫌われないでしょ?
別にうんと好かれるに越したことないんですが、嫌われないってのは、すっごいことだと思われません?
わたしも法人営業の経験がありますけど、先輩からまず一言言われたのは、お客さまに嫌われるな、ということでした。
今、好かれてなくてもいいし、関心を持たれなくてもいいんです。
嫌われなきゃ。
なんで、わたしも、飛び込みをしょっちゅうしてましたけど、突然アポなし訪問するわけでしょ・・・。
「飛び込み営業はお断りするよう決まっております」なんて、受付の電話で大抵あからさまに追い返されるんですよねぇ・・・。
当たり前かぁ・・・。
いろんな会社が次から次に来るんでしょうからね。
その時はすぐに引き下がりました。
変な印象を持たれるより、忘れてもらった方が何倍もいいです。
そのうち、また来れますからねぇ・・・。
あは。
で、その時受付がいらっしゃったら、その方の名前をしっかりチェックして、何週間後にまた行くんですよね。
「あ、佐藤さん、いつぞやは突然お伺いしまして大変失礼しました」って調子です。
こちらが真摯に出れば、いきなり突っ返されはしません。
会話くらいしてくれます。
で、「今度はアポをおとりくださいね」って、言われるから、にっこり、「どうも!」です。
こういうところは一回や二回じゃ、まず情報も取れませんし、目的の人物にお会いすることもできません。
とにかく、受付に自分を良いように覚えてもらうことです。
年末には必ずカレンダーを渡しに行きましたねぇ、2本!
「1本あげます」じゃ、ダメですよ。
「2本置いておきますんで・・・」です。
あは。
ありゃ、話が法人営業のノウハウになってしまいました。
えーと、男性キャラの強みでしたとよね・・・。
二宮くんは、不屈の精神です。
彼はいくら叩かれても、まったくケロリとしています。
一瞬落ち込んでも、すぐに立ち直ります。
見習いたいですねぇ・・・。
そう思いませんか?
いじめっ子は、ぼこぼこに殴っても殴っても、這いずりながらでも、にたにた笑いながら何度でも起き上がってくる子には、心底恐怖を感じるそうです。
泣きながら向かってくる子よりも、もっと恐いんだそうです。
「ば、化け物か、こいつ・・・」
まさに、二宮くん!
泣いたら、つけこまれるだけです。
俊介は、持ち前のハンサムと頭のキレと行動力、元アメフトのQBですから体力はずば抜けてます。
そして抜群のスタイルにダンディズムですねぇ。
女性にはもちろん優しいですよぉ・・・。
大田原太郎は内閣特別顧問として登場しますが、深い知恵でしょうねぇ。
藤岡首相の絶大なる信頼を得ています。
エルドは、すべてを包み込んでくれるような器の大きさと誠実さです。
決断力も知恵もあります。
家族を愛する気持ちも強いです。
まぁ、こんな風に、男性キャラには一つ以上の強みを設定してあるんですけど、十分書き表せたかというと、あんまり自信はないですねぇ・・・。
面目ない。
※ノリックの『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!