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今日もご訪問ありがとうございます。

 

ネットがつながらない(泣)」という記事を先日書いたが、その続き。

 

何か映画でも観ようよということになり、何度も観たことがある映画なのだが、

オードリーヘップバーンの名作「ティファニーで朝食をを娘と二人で鑑賞する。

上矢印画像はネットよりお借りしました。ラブラブ

 

その見どころを、私の独断目線で分析したい。

 

その1 ヘップバーンの魅力

 

彼女については、過去のブログでも取り上げたが、中でも、その魅力が最大限に生かされている映画は、「ローマの休日」、「マイフェアレディ」そして、この「ティファニーで朝食を」だと思う。

 

彼女は1929年生まれであり、映画の公開は1961年であるから、32歳の頃のものだ。

 

娘が、「ヘップバーンはアンネフランクと同じ年に生まれたんだよね。」と言っていた。

 

ヘップバーンが、生涯スリムだったのは、戦時中の飢餓によるものだと、何かで読んだことがある。

 

痩せようとして痩せていた訳ではなく、太りたくても太れない体質になってしまったそうだ。

  • 夜会巻きに、黒の大きなサングラス、黒いノースリーブのドレスに、長い手袋で着飾った彼女も、
  • 寝起きに男性用の大きなワイシャツを羽織る姿も、
  • バスローブの姿も、
  • 黒のスパッツに、オフホワイトのハイネックのシャツを着た姿、
  • オレンジのミディアム丈のコートに、毛皮の帽子、
  • 最後の、トレンチコート姿の彼女も

 

どの恰好も、小顔で手足が長く、モデルのような体型の彼女が着こなすと、すごくおしゃれて、全く古臭さを感じない。

彼女に近づくことはできないが、見ているだけで、癒される、そんな不思議なオーラを持っている。

とにかく美しい!!

 

その2 相手役の男性と謎の日本人

この俳優の名前は、「ジョージ・ペパード」という人らしいが、彼が画面に現れたときに、娘が「この人が相手役ってすぐわかるよね。」と言っていた。若いハンサムな男性ということだ。それと対照的に、上階に住むカメラマンらしき日本人の「ミスター、ユニヨシ」は、出っ歯で黒縁眼鏡をかけたステレオタイプの日本人像らしいのだが、それにしてもひどすぎる。ムキー 欧米人の日本人に対するイメージがあれなのかと思うと、情けなくなるなあ。

 

その3 娼婦役なのに、いやらしさがない

作者のカポーティは、当初、ホリー・ゴライトリーの役をマリリン・モンローにと希望していたらしいが、娼婦役は嫌だと断られたため、ヘップバーンに役が回ってきたそうだ。彼女のイメージにあわせるために、脚本の内容も変えたとか。娼婦の色気は全くなくて、それよりも無邪気で奔放な中に隠れた寂し気な雰囲気の方がよく伝わってきた。ラストシーンは、原作とは異なるが、私は原作の方がホリー・ゴライトリーらしくていいなあ。まあ、ハリウッド映画だから仕方ないか。
 

その4 なんといっても主題歌の「ムーンリバー」

名曲である「ムーンリバー」は、誰でも聞いたことがあるだろう。ヘップバーンがジーンズをはいてアパートのバルコニーでギターを爪弾きながら、歌うシーンがある。これは、彼女自身の声らしい。お世辞にも上手ではないが、素人っぽいところもまたいいのかも。