もとロンドン市長の愛人宅 のねずみ


夜中に音がするそうです。


ここには間借り人のアーティストの男性も住んでいるのですが、

ネズミの音がする、と苦情を言って、そのまま

出ていき、帰ってこないらしい。

それほど、

ネズミが嫌い、なんですね。


こちらの人は、本当にネズミを恐れています。

ネズミのせいで疫病が流行り、

ものすごい数の人が亡くなるという歴史が、

繰り返されたからです。


駆除業者が、屋根裏部屋に上がって10分後、

降りてきました。


エサは食べてるけど、

ネズミは、今日のところは、ねずみ取りに、かかっていないな。

また来週見にこないといけない。


古典的な捕獲方法ですね。

これしかないのかなあ。


問題は、長屋の隣りと共有している壁に

隙間ができていて、

そこから、ネズミが出入りする、

という点。


ネズミを捕まえたとしても、

根本解決にならないのでは?


なにしろ150年前の建物です。

日本であれば、

完全にスクラップ&ビルドです。


ところが、逆にこっちは、

古い家は、勝手に改築してはいけない。

大変面倒な申請を通過しないと、内装も変えられない。

だから、

英国には、古い街並みが残っているんですね〜。


不便さを気にせず、

古いものを愛する英国人に

脱帽。