昨日はレストランからの葉書を見ていただきましたが、今日は本物のお料理をご覧いただきましょう。
何度もこのブログの中で申し上げているように、近年は英国のグルメ・ブームで、おいしいレストランやパブが増えてきています。
皆さまのパブのイメージはどんなところでしょうか。
カウンターでビールを飲んでおしゃべりをしたり、ダーツをしたり、または大画面でサッカーの試合を見るところ‥‥そんなイメージでしょうか。
じつは最近、そんなパブが少なくなってきています。
そこで取って代わったのが「ガストロノミー・パブ」ともいえる、おいしいお食事を提供してくれる、レストラン・スタイルのパブです。
以前のパブの食事といえば、フィッシュ&チップスやジャケット・ポテトなどのいわゆる典型的な英国の料理が提供されていますが、今ではフランスやイタリア、はたまた日本などのオリエンタル・テイストを盛り込んだ、「モダン・ブリティッシュ」と呼ばれる、高水準の食事がいただけます。
また、2007年7月1日から英国では「禁煙法」が施行されていますので、空気もきれい!その昔はパブの中では煙がもうもうとしていて、タバコをすわない私にとってはそれがいやでパブに行きたくなかったものですが、今ではその心配もありません。
当時パブの経営者たちは、禁煙法によって利用者が減り、経営が危ぶまれるのではないかという危惧をしていたわけですが、事実はその逆とも言える結果に落ち着いています。
タバコをすってビールを飲むお客さまがお店で使う金額よりも、おいしいお料理を食べたりワインをゆったり飲んだりしていくお客様の方が大金をお店に落としていくということが明らかになってきたようです。
以前のパブのスタイル(お酒+タバコ)が通用しなくなった今、お店は料理で勝負するしかなくなってきたのが消費者にとってもありがたいですね。
そんな事情もあって英国の食事のレベルはこの近年で、輪をかけて上がってきたと言えます。本屋さんにはミシュランのパブ・ガイドまでがあります。
今日は少し前になりますが、家族3人で出かけたとあるパブの食事をご紹介します。 この日はお休みの日のランチだったので、ワイン(ピノ・グリッジォ・ロゼ)を軽く一杯
テーブルにお料理がずらりと並んだところ、すごい量です。
前菜にはソフトシェル・クラブのから揚げ。
そしてもうひとつの前菜は貝のリングイネ。チリがピリッときいていて美味しかったです。
息子は典型的な英国料理とも言える「ソーセージ&マッシュ(ポテト)」をオーダー。量がすごいので、いつも食べ切れません。
夫はこのパブの得意料理でもあるお魚で‥‥「スズキのグリル」です。
で、私が頼んだものですが、名前忘れました たぶんちょっと変わった名前だったのと、ペイストリー(パイ)添えとかなんか書いてあったので、頼んだのですが、何のことはない、ただの(?)ポテト・グラタンのようなものでした。
写真でも粒マスタードが少し確認できるかもしれませんが、少しパンチのあるポテト・グラタンでした。
それにしてもこちらも量が多いでしょう?ポテトだけをこんなに食べられるものではありませんこれは選択を誤ってしまいましたね~。
それでも、こちらのパブは全体的にお味がよく、平日でも予約なしではなかなか食べられないというようなお店なんです。
以前もこちらのパブのことをお伝えしております。 こちらのお料理 の方が美味しそうですし、実際美味しかったですね。
また、こちらのパブは 英国の古い建物をうまく利用してモダンに改装 してありましたね。
そしてコッツウォルズの小さな村にあった たった1軒のカントリーサイドのパブ
は上のリンクからどうぞ。
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![]() サンドイッチ・プレート
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