ウィリアム・モリスのクラフト・フェア(1)以前に英国のアーティスト「ウィリアム・モリス」についてお話したことがあります(モリスという人 )が、そのモリスが住んでいたマナー・ハウス「ケルムスコット・マナー」のすぐ近くにある、モリス・メモリアル・ホールというところに出かけてまいりました。 このモリス・メモリアル・ホールは、モリスの娘メイがモリスの思い出のために建てたものです。実際には、地元の貴族たちからの土地や石材の寄付によって建てられました。 一見、歴史的に古い建物のように見えるのですが、建てられたのは1934年と、比較的新しい(英国としては)とのです。しかしながら英国の重要文化財建築に指定されている建築物となっています。 建築様式は、モリスが愛して止まなかった中世の様式を取り入れ、新しさを感じさせないとても美しい建物です。現在は、モリスの娘メイの希望通り、地元のコミュニティ・センターとして使われています。時には結婚式が行われることもあるようです。 建物の内部も、古い様式にのっとったドアのデザインや設えになっています。 窓に使われているカーテンは、もちろんモリスのデザインです。 このモリス・メモリアル・ホールで、英国の冬の風物詩のひとつである、クラフト・フェアが催されるということを聞きましたので、行ってまいりました。 クラフト・フェアというのはその名のとおり、手作りの品を販売するイベントなのですが、英国では毎年11月から12月にかけて、各地でこのようなクラフト・フェアが催されます。 こちらは地元のアーティストさんが自分の作品を展示しています。 では、この方は何を扱っているのでしょうか? 答えは、手作りの石けんでした。ラヴェンダーやはちみつ、シナモン、オレンジなどいろいろな香りがあり、会場中にとても素敵な香りがただよっていました。 そして、こちらの方は‥‥? 手作りの木の器を中心としたアイテムを扱っていらっしゃいました。さて、ここで問題です。 これは何に使うのでしょうか、おわかりになりますか?ちょっとだけヒントを言うと、主にキッチンで使うものです。 そして、こちらは?これは英国在住の方、特にカントリー・サイドにお住まいの方にとっては簡単でしょう?ですので、おわかりになっても答えは明日まで秘密にしておいてくださいね。 そして、こちら。これはちょっと難しいですね~。 ヒント:赤ちゃんから大人になるときに関係あり、です。 余計にわかりにくいですか? その他にも、こんな温かみのあるステンド・グラスのオーナメントもありました。 上に登場いたしました3つのアイテムの答えは明日発表します。3つのアイテムといえば、3つのブログランキングに参加しております(白々しいですね~)。 できましたらお帰り前に、応援の「ポチッ」をお願いできますでしょうか? ウイリアム・モリスのカーテン 世界中に根強いファンを持つウィリアム・モリスの生地を使ったセミオーダーカーテンをカーテンファブリックK.B.自由が丘さんが作ってくださいます。