本当に‥‥本当に久しぶりのアンティークについて書いてみたいと思います。
私の 「ルーム」 をご覧いただいたことのある方は、私がアンティークのコレクションをしている、
ということはご存知かと思いますが、コレクションの熱病にかかって以来、
すでに数百点ものアンティーク、およびヴィンテージのアイテムが私の手元にあります。
これ以上増やすともう収納する場所がない状態になっておりますので
今回、アンティーク・ショップ(オンラインのみ)を開店することにいたしました。
で、いまその準備に追われておりますが、ブログを書いたりしているのでスローペースで進んでおります
今日はその中から、ちょっと珍しい作品を紹介したいと思います。
このポットをデザインしたのは誰かおわかりになりますでしょうか?
もう少し近くで見てみましょう。建物のイラストが描かれています。
実は、このポットをデザインしたのはスージー・クーパーなんです。
スージーは以下のようなデザインで有名ですね。
こちらはドレスデン・スプレイです。
こちらはパトリシア・ローズ。
そしてこちらがノーズ・ゲイというデザインになりますね。
日本では、上の写真のようなやさしい色使いのスージーがとても人気がありますね。
私もファンのひとりで、たくさんのスージーのカップ&ソーサー、プレート、ポットなどを持っています。
この「クラシック・ヴィスタ」というデザインはスージーの中でもとてもめずらしいものになります。
こちら英国でもめったに見かけることがありません。
このデザインは建築家であったスージーの夫とともにデザインしたそうで、
スージーの傑作、特筆の銘品といわれています。
スージーのいちばん人気は「パトリシア・ローズ」、いちばんの傑作がこの「クラッシク・ヴィスタ」になります。
当初、スージーはグレイ社という会社のデザイナーとして働いていましたが、
後に独立、そしてウェッジ・ウッドの食器のデザインも手がけることになります。
今回ご紹介いたしました、この「クラシック・ヴィスタ」のポットは、ウェッジウッドのポットに
スージーがデザインをほどこしたもののリバイバル版(新品)になります。
実は今回のお品の製造年は1999年ですので、これはアンティークとは言えませんが、
ウェッジウッド社が当時のまま再現したものですので、風合いはほぼ同じだと思えます。
このポットも私のショップに並べました。ショップはまだオープンしておりませんので、
まずはこちらでご紹介することにいたしました。
スージーファンの方は、このレアなスージーの作品をぜひお手元に置いてくださいませ。
ショップのオープン日が決まりましたら、またこのブログでご紹介いたします。
後日、スージー・クーパーの半生について記事にいたしました。
よろしければ、以下もあわせてお読みになってくださいませ。
いつもブログの応援をありがとうございます。ショップもがんばれ!とおっしゃってくださるお方は、
下の3つのバナーをクリックしていただければとってもうれしいです。よろしくお願いいたします。
![]() ![]() |
スージー・クーパー
取り揃えて皆さまのお越しをお待ち申し上げております。 |