英検1級の二次試験は2分間のショートスピーチがあります。
ここで出題されるお題は、何らかの問題に関して是非を問う形式が多いです。
明らかにこれしかないでしょ、っていうよりも大抵がどちらのスタンスをとっても
理解できる、意見がわかれるという問いかけが好まれます。
当たり前のことですが英語の試験なので、
「主張の正さ」いうことよりも
「自分の意見を英語で首尾一貫表現できるかどうか」を問われているわけです。
よく小学生が英検一級に合格した、という話がニュースで取り上げられたり
するわけですが、これはそのことを反映していると思います。
もちろん意見も素晴らしい可能性はあるのですが、英語力が基準を満たしているか
どうかを推し測ることが目的なので、必ずしも立派な意見を言わなくても良いわけ
です。
大人になればなるほど、人生経験が長いほど、複雑な思いや考えを表現したくなり
ます。
物事は白黒で割り切れない、ということを我々は嫌というほど学んでいるからです。
でも、自分の英語力と自分の思考レベルにはギャップがあります。
自分の考えをそのまま英語で表現できる人は、そもそも英検を受けないと思います
ので、
ここでもやはりプライドを捨てて、割り切って背伸びせずに自分の今の英語力で自信を持って使える表現に徹する必要があると思います。
私は二次試験対策は講座などは受けずに独学でやろうと決めていました。
理由は高いからです(笑)
主にやったのは英字新聞を中心に、自分が使えそうな表現を仕入れていくことでした。
都度、使えそうなもの、ノートに書き出し
覚えたいものはカードを作っていきました。
私はJapanTimesを定期購読しています。
日本のニュースが中心なので、すでに知識があるから読みやすく、理解しやすい
からです。
例えば今日の記事
例えばあなたはワクチンを受けたいですか?受けたくないですか?
と聞かれた時に、使える表現を仕入れていきます。
例えば記事からはワクチンを受けたくない人たちの意見として、こんな表現がありました。
“I have this faith that I’m healthiest when I’m my natural self or the way I was made to be”
“I just don’t feel comfortable with the idea of letting something mysterious into my body”
逆に受けた方が良いと考える人の意見としては
よくある言い回しとしてはこんな言い方があると思います。
I think benefits of gettting vaccination will greatly outweigh the risk of side effects or safty risk.
最初のスタンス、フレーズが決まったら、「なぜなら圧倒的に数が少ないから」など2、3説明を加えて
いく流れで二分はしのげると思います。
なんとか合格するために、コツコツ積み重ねていくことで、いつの間にか力がついていくので
信じてやっていきましょう。
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