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栄堅(えいけん)のブログ

40代オヤジの格闘技・武道体験記

こんばんわ!悩める中年です!
今回は、非常に変わった切り口から、格闘技や武道について、ブログを書きます

個人的趣味から、格闘技団体で稽古して、
休日には経済学の本を読んでいました。
ここで、自分の中で、知的問題意識がムクムクと目ばえてきました。
はたして、経済学の見地から
格闘技団体で行っていることは、どのような意味があるのか?
しかし以下に私が述べることは、とりあえずの暫定的なお話です
真に受けないように、お願いします

1.プロでもない一般会員が、経済学的に、どのような効果があるのか?
どのような格闘技団体でも、
プロでもない一般会員が圧倒的な多数です。
彼らは、忙しい寸暇を縫って、稽古に参加して、どのような経済的な効果を得るのでしょうか?

2.認知的なエラーの問題
一般に格闘技を稽古している人間は、
週に三日もしているのだから、
ワンツーローキックぐらいは、素人にたやすく叩き込めると思っています
「護身術」として、有効だという考え方です

3.シェイプアップとして、有効だという考え
これは、ある程度は間違いないと思います

さて、格闘技団体の一般的なシーンに戻ります。
MMAでは、打撃と組技のクラスに分かれていています。(効率的です)
寝技では、延々と、腕ひしぎ逆十字の、打ち込みを、10分以上続けます。
これは機会費用の観点から、どう見るべきか?
場合によっては、20代の女子が、40のオッサンと、そういう技の練習をしています。
ここでよくあるのが、
どちらも普通の社会人同士です

しかし、よく考えてみましょう。
20代女子が、40代オッサンに、関節技を極めなければならない需要は、
市場にして、ありえません
イスラム国では、ないのですから…(笑)

機会費用の損失であります
これは互いにそうなります。
40代オッサンのケースでは、オッサンの時間もただではなく、
そうした活動をしていない場合に比べ、
金銭的な損失を被っています。
20代女子の場合も、
関節技を練習している時間は、機会費用の損失であります

…ということであるなら、
格闘技は、
「好きだからやっているもの同士の」
それぞれの目的についての複合的な活動であります

実際問題、時間と金銭の損失は、どうなるでしょうか?
平均的な、格闘技教室では、
週に2~3回程度、稽古に来ます。(毎回、2~4時間程度)
これを若い男子に限定して、イメージ算出しますと、
最低、月に、40時間を超します。
これは、なにげ…に、スゴイ損失です。

つまり格闘技は、スゴイ損失が多いのです。
(機会損失と費用損失の双方が)
もしかして、それだけの機会損失がなければ、
結婚相手を見つけたり、宅建の資格ぐらいはなんとか取れるかもしれないからです
それでも、きてくれる人に言いたい

本当の男、出てこいや!(笑)

無駄に、無駄に、自分のエネルギーと時間と金銭をロスしてもいいから、
という人に、
格闘技は向いていますね

経済合理性にゆるがず、
遠回りして、己を辿りつけるという人に
向いています

さて、今回は、ネットで検索しても、見ることはできない大道塾の公式試合ルール
紹介したいと思います。
(世間にニーズはないと思いますが…)
実際、大道塾生でも、「え?そんなルールだったのか?」と驚くことが多いという(笑)
大道塾の公式試合ルールのことを
大道塾では単に「空道ルール」ということが多いようです。

引用元は、「2014年北斗旗第4回世界空道選手権大会」のパンフレットからの引用になります。

1.立った状態での、打撃技
頭突き、肘うちを入れて、ほとんどの打撃が可。

反則な打撃技は、
頭頂、後頭部、首への打撃。
背後からの打撃は、下段蹴り以外は不可。(背後からの下段蹴りはよい)
正面からの関節蹴り(主に膝への正面からの関節への蹴り)は反則。

金的蹴りは、通常は不可ですが、身体指数(体重+身長)が20以上あれば、
軽い選手が蹴っても反則にならず。

2.グラウンド状態の打撃。
意外にも、上から下方向へのグラウンドパンチが禁止。
空手風「極め」の動作で、グラウンドパンチの代用にされます。
ここがプロ総合格闘技との大きな差になるでしょう。

しかし、上から横方向へのフックなどは、禁止ではないとのことです。
さらにグラウンド状態で、下の選手の上への打撃は可。

3.投げ技
意外にも、相手の上段にダメージがあるバスター系(バックドロップなど)は禁止。
(これにより、レスリング系の抱え投げ技などの多くが、禁止ということになります)
柔道的投げ技でも、相手と同体に倒れこむ、「体重を預けた投げ」は禁止。
また首を極めた状態での投げも禁止。

またU16(16歳以下の少年部)では、大外刈りだけは不可。

4.つかみ
つかみ、首相撲を含めて、10秒以内です。
10秒以上、つかんでいたら、つかみ(ホールド)を離さないとダメ。
したがって、空道では、相手をつかんだら、10秒以内に投げるか、
つかんだ10秒間に、空いている手足で打撃を叩きこむということになります。

5.関節技
立った状態での立ち関節は禁止。(これは私はすごく意外でした)
グラウンドで認められる関節技は
1.腕ひしぎ(逆十字、膝固め、脇固め、腕固め、腹固め)
2.腕からみ
3.アキレス腱固め
4.膝十字固め
したがって、ヒールホールド、アンクルホールドなどの足関節(足関)や、
調べていくと、多彩にある関節技の多くは認められていないということになります。

6.絞め技
立った状態での絞め技は禁止。(これは私はすごく意外でした)
グラウンドで認められる絞め技は
1.裸絞め
2.送り襟絞め
3.片羽絞め
4.十字絞め
5.三角絞め
但し、大道塾の審判は絞め技に詳しいとは思えず(笑)
上記以外の絞め技をしていても、アバウトに見ているかもしれません。

7.タックル
禁止ではありません。
タックルに対して、カウンターの打撃もOK。
(まぁ、タックルに対してのカウンターなど、実際にはできませんが…)

8.勝敗の判定法
1.一本勝ち
2.判定勝ち
a.技ありによる優勢勝ち
b.有効の多少による優勢勝ち
c.効果の多少による優勢勝ち
d.内容での優勢勝ち

内容が細かいので、ここでは、細かい説明をしません。
「一本」が4秒以上のダウンがあった場合、または、ダウンせずとも6秒以上の戦意喪失があった場合に
なり、秒数がかなりシビアです。
「技あり」が2秒以上4秒未満のダウンがあった場合、またはダウンせずに4秒以上6秒未満の戦意喪失が
あった場合。
「有効」が2秒未満のダウンがあった場合、またはダウンせずに2秒以上4秒未満の戦意喪失が
あった場合。
「効果」は、やや曖昧で、「いやーこれは効いてるだろうー」という審判の判断になりそうです。

実際の試合では、「一本」は少ないようで、
「技あり」や「有効」や「効果」で、勝敗が決することが多いと思います。
このうち、相手をテイクダウンさせて、馬乗りになり、マウントパンチの「極め」の動作を4~5連打すると
「効果」になります。

9.試合時間
本線三分、延長戦三分。
まれに再延長戦もあるようです。

さて、以上でざっと簡単に述べましたが、細かくいうと、さらに細かくルールがあるようです。
そして、実際の試合風景を見たところ、
バスター系の投げは禁止らしいのですが、
ある選手は、横方向から組み付いて、引っこ抜いて、相手を肩口から投げ落としていました(笑)
そのまま続行!
…おいぉいぃ、大道塾!と、私は笑いました

現在では、メジャーな総合格闘技との試合での差は、やはり、
マイナーな大道塾は、顔面に面をつけていることだと思います。
どの格闘技の、どのルールがいいということは、一概に言えません。

平和な社会において、なぜ選手は戦うのか?
憎しみも、怒りもなく、レベルの差はあれど、
私たちは試合場のスタートラインに立ちます。
徒手の闘争において、誰にも評価されないのだが、
試合場のスタートライン、開始線に立つことによって、
「それでしか、得れない何か」を感じていると思うのです。
その感慨がなにかは分からないのですが、
イスラム国のような残虐な衝動では決してありえません。

さて、私も近いうちに試合です。ウゲ!こわい!

先日、千葉県成田市の成田市民体育館で、
2014年世界サンボ選手権大会が開催されました。
(正確な開催日時は、2014年11月21日金曜日~
11年23日日曜までの三日間)

参加国70か国、参加選手約600名(このうち女子選手は130名でした)
世界最大のサンボ の大会!!!!(^◇^)

日本ではマイナーな武道・競技ですが、
格闘技大ファンの私としては、どーしても観戦したくて
いてもたってもいられず、
(個人的に、生まれて初めて自分で買った格闘技書籍はサンボの本でした…)
会社に有給を申請して(笑)
一路、成田市へ!

日本では超マイナーな競技のせいか、
一般観覧席は、一般観戦者たちより、
外国人選手(試合前と試合後)の選手たちの方が多くいて、
当日の成田市民体育館の「 多 国 籍 率 」は、
日本で随一なのではないかと、感じ入りました!

さて、サンボの試合なのですが、
サンボとコンバットサンボ(打撃ありサンボ)の二つに大きく別れており
サンボは女子と男子に分かれています。
それぞれ、体重別に階級がわかれていました。
男子、52、57、62、68、74、82、90、100、100+
女子、48、52、56、60、64、72、80、80+

サンボの試合内容は、色々な試合展開でしたが、
サンボの技法とルールと採点方法により、サンボの独自性がうかがえます。
まず、足関節の取り合いが多い!
主に、サンボの代名詞であるアキレス絞めやヒールホールドが多いようでした。
脚関節技を研究している私としては、
非常に為になりました。
しかし、サンビスト同士なので、足関節はなかなか決まらない攻防が
多かったように見えます。
(試合後、足をひきずる選手が多すぎでした…)(-_-;)
一本を取った試合の多くは、腕ひしぎ逆十字が多かったように見えました。

次に、サンボのルールから、抑え込みを20秒経過すると、ポイントになり、
抑え込んだ選手はそこから関節技に移行しないといけないルールになっています。
そこから関節技にいけないけないルールで、選手同士がこう着すると、
ブレイクになります。
この種のブレイク→仕切り直しが一番多い展開でした。
したがって、互いに寝技で延々と技の攻防を続けるブラジリアン柔術との違いが
見られました。

私も練習しているブラジリアン柔術と違う点も、多々ありました。
下からの引き込みが余りない。(抑え込まれるから?でしょうか?)
三角締め(前三角締め)があまり使用されない。
オモプラータもあまり見られない。
下になった選手がクローズドガードの姿勢をとるのは禁止なので、
クローズドガードの姿勢が見られない。
柔術でいうスパイラルガードなども見られませんでした。

あと柔道の絞め技が、余り見られませんでした。
送り襟絞めや十字絞めや片羽絞め、裸絞め、袖車絞めは、私が観戦しているかぎり
見られませんでした。
ということは、サンボでは、締め技より、関節技により一本を狙うというのが
王道なのかもしれません。

投げ技では、レスリング系?のタックルから抱え込み投げや、
柔道系の技では、払い腰や体落とし、小内刈り、内股、たまに一本背負いが
見られました。

という訳で、これらの違いにより、他の寝技武道と異なり、
サンボの独自色が濃い攻防が見られて、眼福でした。

ヒョードルも観戦に来てたようです。(会場内では目撃できませんでした。残念)

なお、運営スタッフの方にお伺いしたところ、
本大会はTV放送される予定はなく、DVD化される予定もないそうで、
日本サンボ連盟のFacebookから、大会のハイライトシーンを動画見れるのみ
らしいです。

日本ではマイナーですが、観戦している隣の席で出場選手がいるという(笑)
これは他の競技ではありえないことですね…

他にも、サンボ以外の選手で、有名選手を会場内で見ましたが、
プライベートにかかわるので、ここでは記載しないことにします。