さて、今回は、ネットで検索しても、見ることはできない大道塾の公式試合ルールを
紹介したいと思います。
(世間にニーズはないと思いますが…)
実際、大道塾生でも、「え?そんなルールだったのか?」と驚くことが多いという(笑)
大道塾の公式試合ルールのことを
大道塾では単に「空道ルール」ということが多いようです。
引用元は、「2014年北斗旗第4回世界空道選手権大会」のパンフレットからの引用になります。
1.立った状態での、打撃技
頭突き、肘うちを入れて、ほとんどの打撃が可。
反則な打撃技は、
頭頂、後頭部、首への打撃。
背後からの打撃は、下段蹴り以外は不可。(背後からの下段蹴りはよい)
正面からの関節蹴り(主に膝への正面からの関節への蹴り)は反則。
金的蹴りは、通常は不可ですが、身体指数(体重+身長)が20以上あれば、
軽い選手が蹴っても反則にならず。
2.グラウンド状態の打撃。
意外にも、上から下方向へのグラウンドパンチが禁止。
空手風「極め」の動作で、グラウンドパンチの代用にされます。
ここがプロ総合格闘技との大きな差になるでしょう。
しかし、上から横方向へのフックなどは、禁止ではないとのことです。
さらにグラウンド状態で、下の選手の上への打撃は可。
3.投げ技
意外にも、相手の上段にダメージがあるバスター系(バックドロップなど)は禁止。
(これにより、レスリング系の抱え投げ技などの多くが、禁止ということになります)
柔道的投げ技でも、相手と同体に倒れこむ、「体重を預けた投げ」は禁止。
また首を極めた状態での投げも禁止。
またU16(16歳以下の少年部)では、大外刈りだけは不可。
4.つかみ
つかみ、首相撲を含めて、10秒以内です。
10秒以上、つかんでいたら、つかみ(ホールド)を離さないとダメ。
したがって、空道では、相手をつかんだら、10秒以内に投げるか、
つかんだ10秒間に、空いている手足で打撃を叩きこむということになります。
5.関節技
立った状態での立ち関節は禁止。(これは私はすごく意外でした)
グラウンドで認められる関節技は
1.腕ひしぎ(逆十字、膝固め、脇固め、腕固め、腹固め)
2.腕からみ
3.アキレス腱固め
4.膝十字固め
したがって、ヒールホールド、アンクルホールドなどの足関節(足関)や、
調べていくと、多彩にある関節技の多くは認められていないということになります。
6.絞め技
立った状態での絞め技は禁止。(これは私はすごく意外でした)
グラウンドで認められる絞め技は
1.裸絞め
2.送り襟絞め
3.片羽絞め
4.十字絞め
5.三角絞め
但し、大道塾の審判は絞め技に詳しいとは思えず(笑)
上記以外の絞め技をしていても、アバウトに見ているかもしれません。
7.タックル
禁止ではありません。
タックルに対して、カウンターの打撃もOK。
(まぁ、タックルに対してのカウンターなど、実際にはできませんが…)
8.勝敗の判定法
1.一本勝ち
2.判定勝ち
a.技ありによる優勢勝ち
b.有効の多少による優勢勝ち
c.効果の多少による優勢勝ち
d.内容での優勢勝ち
内容が細かいので、ここでは、細かい説明をしません。
「一本」が4秒以上のダウンがあった場合、または、ダウンせずとも6秒以上の戦意喪失があった場合に
なり、秒数がかなりシビアです。
「技あり」が2秒以上4秒未満のダウンがあった場合、またはダウンせずに4秒以上6秒未満の戦意喪失が
あった場合。
「有効」が2秒未満のダウンがあった場合、またはダウンせずに2秒以上4秒未満の戦意喪失が
あった場合。
「効果」は、やや曖昧で、「いやーこれは効いてるだろうー」という審判の判断になりそうです。
実際の試合では、「一本」は少ないようで、
「技あり」や「有効」や「効果」で、勝敗が決することが多いと思います。
このうち、相手をテイクダウンさせて、馬乗りになり、マウントパンチの「極め」の動作を4~5連打すると
「効果」になります。
9.試合時間
本線三分、延長戦三分。
まれに再延長戦もあるようです。
さて、以上でざっと簡単に述べましたが、細かくいうと、さらに細かくルールがあるようです。
そして、実際の試合風景を見たところ、
バスター系の投げは禁止らしいのですが、
ある選手は、横方向から組み付いて、引っこ抜いて、相手を肩口から投げ落としていました(笑)
そのまま続行!
…おいぉいぃ、大道塾!と、私は笑いました
現在では、メジャーな総合格闘技との試合での差は、やはり、
マイナーな大道塾は、顔面に面をつけていることだと思います。
どの格闘技の、どのルールがいいということは、一概に言えません。
平和な社会において、なぜ選手は戦うのか?
憎しみも、怒りもなく、レベルの差はあれど、
私たちは試合場のスタートラインに立ちます。
徒手の闘争において、誰にも評価されないのだが、
試合場のスタートライン、開始線に立つことによって、
「それでしか、得れない何か」を感じていると思うのです。
その感慨がなにかは分からないのですが、
イスラム国のような残虐な衝動では決してありえません。
さて、私も近いうちに試合です。ウゲ!こわい!