栄研でございます
2月になりました
皆様、いかがお過ごしでしょうか
さて今回は栄研オンラインショップ内のブログでおなじみ
加藤知子様の為になるお話をこちらでも紹介させていただきます
初めての方もいらっしゃると思いますので
まずは改めて加藤様の簡単なプロフィールを
加藤知子(かとう ともこ)
管理栄養士・看護師・病態栄養認定管理栄養士
一般社団法人食サポートオフィス代表理事
医療機関にて患者様の栄養状態の管理や外来栄養指導、在宅訪問栄養指導を担当し、食事のアドバイスを行う
また病態に合わせた食事方法や健康状態に配慮したレシピ提案をWEBサイト・雑誌・書籍にて行っている
食サポートオフィス
腎臓病の情報サイト じんケア
では加藤様からいただきました為になるお話
【冬の脱水症に注意】
全2回にわたってお届けします。
冬の脱水症に注意
毎日寒い日が続いてますね。冬でも脱水症になりやすいのはご存知ですか?
冬は夏ほど飲水を意識しないため、水分を摂る量が減ってしまうのが原因です。
特に高齢者や子供は体温調整の能力が成人ほど高くない為、喉の渇きを感じにくくなっています。
また、糖尿病をお持ちの方は、血糖値が高い状態だと多くの糖とともに水分が尿として体外に出ていくため、(浸透圧利尿といいます)水分摂取をしないと脱水状態になりやすくなります。冬でも水分補給を心がけましょう。
また冬に多いのがノロウイルスなどの感染性胃腸炎です。水分を摂っても嘔吐したり、下痢が続く事で脱水になることもあります。感染症で高熱が出た際、汗をかいた時も脱水になりやすいため要注意です。胃腸炎や発熱時は体の電解質も失われますので、イオン飲料などを利用しましょう。
【参考商品】
経口補水液 アクアソリタ
イオンドリクの素シュガーレス
脱水症になりやすいかチェック
下記に当てはまる方は要注意です
①1日の水分量は1,000ml以下
②喉が渇いたときだけ水分補給している
③食事の回数が1日1~2回
④アルコールをよく飲む
心臓病や腎臓病をお持ちの方で、水分制限を行っている場合のほかは、水分を多くとっても尿として体の外に出るだけで悪影響はないので、冬も水分補給を意識するようにしましょう。
脱水を招くと血液が濃くドロドロになりやすいので血栓も出来やすくなってしまいます。起床後・午前中・午後・入浴前後・就寝前など数回に分けて飲みましょう。夜間にトイレに行ったり、漏らしてしまう失禁にお悩みだと夜間の水分摂取を極端に控える方もいます。カフェインを多く含むコーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・コーラ、その他カリウムを多く含む生の果物やトマトジュースなども摂取するとトイレが近くなります。白湯や麦茶・ほうじ茶などカフェインが少ない飲料を選ぶのも良いでしょう。
食事回数が少ない1~2食の方の場合、水分不足になりやすいので食事回数も併せて見直してはいかがでしょうか?
アルコールは尿量が増えるため水分が出ていきやすく、脱水になります。アルコールを飲むときは水分摂取を忘れないようにしましょう。
【参考商品】
アクアサポート
ラクーナ・パウダー
次回に続く
いかがでしたでしょうか
水分補給といえば夏を意識しがちですが、冬でも脱水症になりやすいとの事
気を付けたいものです
そして脱水症になりやすいかのチェック項目は意外と盲点
皆様も一度是非チェックしてみて下さい
次回も引き続き【冬の脱水症に注意】という内容でお送りします。
お楽しみに