最近、ふと思うことがある。

「自分の人生、その一生涯を一冊の本で表すとしたなら、今の私は何ページ目にいるのだろう?」と。

これまでの人生、良いことも悪いこともたくさんあった。

1日を1ページとして表した時、振り返れば「黒塗り」にしてしまいたい程辛い時期もあったし、反対に「額に入れて飾りたい」と思える程の喜びもあった。


不思議なことに、人というのは「誰かと全く同じ人生」を歩むことはない。

その時々、一ページごとに、人によって思うことも違えば、感じることも、記されていることも違う。

ありがたいことに、私には「親友」と呼べる存在がいる。

ページのほとんどに、彼女は欠けることなく出てきてくれるだろう。

周りから、似ているとか同化しているとか茶化されることもたまにあるが(笑)それでも、彼女は彼女。私は私。その存在に成り代わることは決してできない。

まして誰かの人生を自分が生きることなんて輪廻転生でもなければ起こりはしない。

それだけに、人生とは尊いものなのだと思う。

だからこそ、私は辛い思いをしている人には寄り添いたいし、嬉しいことがあった人とは同じように喜びたい。

その人にはなれなくても、同じ人生を歩むことは出来なくても、そのページに刻まれた出来事を共に「分かち合う」ことは出来るから。


私には、ずっと忘れられないページがある。

その場所に行く度、今でもあの日のことを思い出す。

「彼」はあの日、私に最高の思い出をくれた。

あの場所の階段、駅のホーム、交わした数少ない言葉達。

奇跡にも似た確率で偶然がもたらしたありえない出来事。

たった数分のそれが私にとってかけがえのない思い出となった。

決してその思い出に依存しているわけではないけれど、支えられることがあることは、紛れもない事実。

今でも鮮明に思い出せるのは、それが私の人生の中で、きっと「一番幸せな時間」だったから。

いつも、今でも、そんな「彼」の温かさには心から感謝している。


これからもこの生を終える時まで、私の人生という名の本、そのページは増え続けてゆくのだろう。

さて、この後のページにはどんな出来事が刻まれて行くのかな?


出来ることなら、私だけでなく皆の刻むページが、恨みツラミ憎しみではなく、キラキラ✨した幸せ溢れるものであって欲しいと心から願う。