検索をしていると、よく「派遣求人」の広告が流れてくるのですが、これについて思うことがあります。
都会(特に東京や首都圏近郊)の時給は1500円とか2000円とかなのに対し、田舎(特に東北や地方)の時給は1050円とか1150円~とか。
この賃金格差は一体何なのか?!と。
そもそも、何故住む所が違うだけでここまでの賃金格差が生まれるのでしょうか?
都会の広告を見てから自分の県の時給を顧みると(おそらく)同じ仕事内容で、ここまでの格差がありながら、毎日真面目に働いてるのがバカらしくも思えてきます。
特殊な技術や能力を使う仕事で時給が高いのなら頷けます。
が、特に事務職などは正直どの都道府県でも内容は殆ど変わらないでしょう。なのに首都圏は1500円、地方は1050円。
この差は一体何なんですか?
そして、こういう理不尽な現状を生み出しているのは、国ですか?地方自治体ですか?企業ですか?
余談ですが昔、ハローワークで見つけた某団体の契約社員の面接に行った時、時給が「983円」(当時の県最低賃金)となっていて、それがあまりにも低かったため「失礼ですが」と前置きして「この他に手当などはつかないのですか?」と聞いたら、女性のお偉方から「通勤費払うんだからそれでいいでしょう」と怒り口調混じりに言われたのですが…。
(注・その企業に就職したい方は絶対にこの手の質問はしないで下さい。)
通勤費はいわば田舎のガソリン代。
その企業まで通勤するための必要経費。
通勤費=満額ガソリン代に消える。
それで満足しろと言われたのが解りあまりにも馬鹿馬鹿しくなって丁重にお断りして帰ってきたのですが。
派遣や契約社員なんて、軽くしか見られていない。
それなのに、労働力は正社員並に求められる。
田舎なんて所詮そんな感覚なんです。
考えてみて。今時、時給1053円で何をどう支払える?
時給×稼働日数×稼働時間。
そこから30%近くの「社会保険料」や「税金(源泉、住民税)」が引かれてからの手取り。
それからさらに(家賃+水道光熱費+食費+諸経費)が引かれる。毎月節約しても余るわけがない。
さらに、田舎の通勤には自動車が必要でそれがなければ働きにも行けない。
かといってそれを持っていれば5月には自動車税。
そして2~3年に一度は点検や車検。
国や県から支援金が出る世帯の方ならまだしも、派遣などの非正規はそんな支援も恩恵もなく、ただひたすら時給×勤務日数×労働時間で得た収入で暮らさなくてはならない。それに都会と地方の賃金格差がどれだけ影響するか。
あのね、非正規だってなりたくてなったわけじゃないんだよ。
正社員になりたくてもなれない人だっているんだよ。
能力不足で弾かれるならまだ仕方ない。
けれど面接の時点で年齢で弾かれるのは納得が行かない。
歳を重ねれば尚更、正社員になるのは難しくなる。
当然収入も減る。結局、悪循環。
都会は家賃も物価も高いんだから仕方ない。地方はその分安いでしょう?とよく言われるけど、物価は全国一律で「均等に」上がります。
ならば時給も同一職種、同一内容なら都会地方の壁をなくし「全国均等」にすべきではないかと思うんですが。
地方企業は、労務費で倒産する所もあるとか言うけど、都会の小さな町工場だって都会の高い平均賃金で雇用しているはず。
地方が嘆いている、人手不足だの、労働力不足の一番の理由は「賃金が低い」こと。
だから賃金の高い都会や都市部に労働人口が集中する。なぜそれが解らない?
なので私は一刻も早く、派遣やアルバイト及びパートの「都会と田舎の賃金格差」を是正し「職種や労働力に見合った賃金」を支給して欲しいと、該当する企業には切に願ってやみません。