(つづき)
●わずかな変更
ドイツ出身でアメリカに亡命した建築家のルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエは、「神は細部に宿る」(God is in the detail.)という言葉を、好んで使ったそうで、住宅は、間取り・部屋の大きさや家具・器具等だけでなく、道具にも、重要な役割がある。
ここでは、リフォームの予定がない水廻りでも、ヨリ豊かで快適な生活になる道具を取り上げる。
○トイレ:縦型2連ペーパー・ホルダー
これまでのトイレットペーパー・ホルダーは、新築当時から一切取り換えなかった、心棒取り外し式で、はめにくくて、トイレットペーパーの交換がわずらわしかったうえ、1つしかなく、その直下に1つをストックさせていたので、ワンタッチ式を2つ縦列に設置し、交換を簡単にした。
○洗面脱衣室:珪藻土バスマット敷
洗面脱衣室は、廊下やダイニングキッチンのドアの下枠と、微妙な段差があるため、床に珪藻土バスマットを敷き詰めることで、段差をいくらか解消する予定だ。
今回は、試しに、浴室の出入口で洗濯機前に、2枚をカットせず、そのまま敷いてみた。
(つづく)