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ドル円レート152円について

今週は株式というより1ドル152円が意識されているのかな?

 

米3月CPI公表前だが、前回お伝えしたように高金利継続の環境はそろっているのだからいずれにせよファンダ、というのであれば152円どころかそれを上回っても当然というかおかしくはないわけです。

 

「投機的な動きに対して断固たる措置」を繰り返す日本の通貨当局ではあるが、発言自体がずれている。日銀も緩和政策を継続を明言しているわけであって、米国経済は依然強く金利は高い。投機的な動きで152円まできているわけではなくファンダにそったレート、と考えれば「断固たる措置」というのは的を外れている。

 

それを考慮すれば介入警戒感から円売り抑制、というのも今の状態だとただの一過性に思える。金利差のみ測れば為替レートのマクロファンダメンタルズは152円以上を向いているのだから。3月CPIで米国の長期金利は4.5%に到達するかも知れないし、第一、日本の当局と米国の当局で介入に関し連携が取れているようにも思えない。

 

一昨年のような政府日銀のドル売り介入のインパクトがない限り(以下)、この状態は変わらないし為替介入は一時的な空砲で終わるという事。

 

 

 

 

 

 

自分がいいたいのは相も変わらず、米国は利下げできない、米国が利下げできなければドル円レートは基調的に落ちてこない。これ明らか