「光る君へ」関係系図(最新版) 倫子と明子の将来の子供たちを記載してみました。 | えいいちのはなしANNEX

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このブログの見方。写真と文章が全然関係ないページと、ものすごく関係あるページとがあります。娘の活動状況を見たいかたは写真だけ見ていただければ充分ですが、ついでに父の薀蓄ぽい文章を読んでくれれば嬉しいです。

「光る君へ」関係系図、あれこれやっていて、スペースが空いたので、 

倫子と明子の将来の子供たちを記載してみました(まだ生まれてない子供も、もしかしたら最後までドラマには出てこないかも知れない子供も、一応書いております)。

明子さんが日増しに積極的になってきてますけど、今後の展開が怖いような楽しみなような。

そういえば、何週か前に登場していた明子の赤ちゃんは、名前は呼ばれてませんが、男の子だということで。のちに「頼宗」となる長男でしょうが、このときは何と呼ばれていたんだろう。

あちこち調べたら、幼名は「巌」だとありました。ドラマで今後、そう呼ばれる場面があるか分かりませんが。

道長、姉の詮子さまに「他に想い人(=まひろ)がいる」ってのを何気なく白状してましたが。どういう心境の変化か、って、私、なんとなく分かるような気がします。

道長は「青春」が終わって「大人」になっちゃった自分を感じてるんだろうと思うんですよね。そういう年代って、ありません?昔の恋を人に語りたくなるトシ、って。

いずれにせよ、道長は大人に(平たくいえば、おじさんに)なった、てことは、周りの女性もみんな大人に(おばさんに)になるんです。

「道長を愛する女性たち」の競争も。新たな局面に入るわけですね。

単純に誰がいちばん彼に愛されているか、って話ではなく、「どっちが生んだ娘や息子が、道長の役に立つか?」っていう。

倫子さんは相変わらず有能さを発揮して「盤石」ですね。

倫子さんの娘のうち、長女の「彰子(あきこ)」さんはのちに一条天皇の中宮になり、紫式部が仕えることになる「大物」ですので、すでに見上愛さんのビジュアルも公開されています。

長男は(これはどの歴史教科書にも書いてあるのでネタバレではないと思いますが)宇治平等院鳳凰堂を作った「頼通」です(ちなみに幼名は「田鶴」だと、どっかに書いてありました、これもドラマに出てくるのかどうか分かりません)。

明子さんは、女性の魅力で、倫子さんに対抗している感じですが。

明子さんの子供たちも、ゆくゆく、倫子さんの子供たちと競争したり対抗していくことになる、その伏線が貼られつつある、という見方も出来ます。

倫子さんも明子さんも、何人も息子と娘を生みますが。

彰子さんの他の娘たちの、それぞれ嫁ぎ先にも、それぞれ政治的な意味があるわけですが、これは先の話ですので、ドラマでどんくらい描かれるか、私はこのへんにも期待しています。

父の兼家は、長女(超子)を冷泉天皇に嫁がせ、妹の詮子を円融天皇に嫁がせ、つまり「両統迭立」に二股をかけていました。

道長も同じように、娘をあちこちに嫁がせて「保険をかける」ことを忘れていません。決して、一条天皇一辺倒で、居貞親王(のちの三条天皇)側にまったく冷淡、というわけでもありません。

ちなみに、この居貞の抱いている子供「敦明親王」、のちに「小一条院」と呼ばれることになるわけですが、彼と道長がどういう関係で描かれるかも、注目です。

言っちゃえば、徳川家康と豊臣秀頼みたいな関係性、と言っていえないこともない。で、大河ごとに、家康をどの程度「狸」に描くかも、まちまちじゃあないですか。

「史実」と言われているストーリーとは、今回は違う道長になるものと思われますが。そのへんも楽しみです。

あ、もちろん、まひろの結婚とその後、も、楽しみですけどね!