新宿武蔵野館のカツベン映画祭で世界初のSF?映画「月世界旅行」と嵐寛寿郎「鞍馬天狗后編」を観る! | えいいちのはなしANNEX

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新宿の武蔵野館といえば、かつて活動映画の聖地だった、そうで。

「カツベン映画祭」、今年も一コマは参加せねば!
ということで。

「月世界旅行」と「鞍馬天狗(後編)」を観て(聞いて)来ました。

 

「1902年 仏 スター・フィルム作品 13分
製作、脚本、監督、主演/ジョルジュ・メリエス
ご存知SF映画の元祖!映画にトリック撮影の面白さを最初に持ち込んだジョルジュ・メリエスの代表作!」

 

月世界旅行、世界初?のSF映画だ、話題にはよく出てくるけど、現物を映画館で、活弁で見られるというのは、これはまたとない機会。いやー、バカバカしくておもしろいや、ドリフのコントみたいな映画だな。

 

 

「鞍馬天狗」

1928年 嵐寛寿郎プロダクション作品 31分
監督/山口哲平 原作/大佛次郎
出演/嵐寛寿郎、五味国枝、山本礼三郎
剣戟スター嵐寛寿郎と言えば「鞍馬天狗」。嵐寛寿郎プロダクションを設立し、独立第一回作品として製作された本作。今回は后篇のみの上映!

見廻組の佐々木只三郎が敵役で、#嵐寛寿郎 を騙して誘き出して斬ろうとする、ひたすらチャンバラ、そこに新選組やら勤王の志士やら格兵衛獅子の子供達やらが、とにかくわーっと押し寄せてきて、どうなる?ってところで続く、まー要するにストーリーとかどうでもいいんだわな、なるほど、楽しけりゃいいんだわ。