今週、とりあえず、開始三分で分かったことは。
「大宰府赴任は、儲かる!」
久し振りにやってきた親戚のドロッセルマイヤー叔父さんは、いろんな夢のあるお土産を持ってきてくれました。
お菓子、口紅、でも、女の子をいちばんワクワクさせたものは「海の向こうには、夢の国がある」というお話でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240507/12/eiichi-k/92/63/j/o0756054715435624818.jpg?caw=800)
さて。
どうやら大宰府に赴任するっていうのは、とっても旨味のあるお仕事だということが分かりました。
ちなみに現在の地名としては「太宰府市」ですが、当時の役所の名前は「大宰府」が正しい。太平洋と大西洋みたいなもんで、以上は余談。
大河「平清盛」でも、松山ケンイチ清盛が大宰大弍として赴任し、海外貿易で国家を富ませるアイデアに目覚めてます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240506/17/eiichi-k/dc/3f/j/o1080081015435261679.jpg?caw=800)
菅原道真、源高明(明子女王の父)、そしてこのドラマでももうすぐやらかす藤原伊周、大宰府といえば「不祥事を起こした貴族の左遷先」として有名ですが。
実際のところ、この三人は左遷ではなく「流罪」です。大宰府での仕事は一切なく、軟禁されているだけです。
実際のところ、この三人は左遷ではなく「流罪」です。大宰府での仕事は一切なく、軟禁されているだけです。
菅原道真は衰弱して、病気になって現地で没してます。
源高明も、娘の明子女王があんなに執念深く兼家を呪詛してたくらいだから、それこそ崇徳院のように流罪先で死んだのか、と思いきや。実はしばらくして京都に帰り、隠遁生活をしてたんですね。つまり殺されたわけじゃあない、それであんなに、自分の身体を犠牲にするほど呪詛するかなあ、とも思いましたが、まあそこは、ドラマの設定ですから。