「信長協奏曲」の主人公はなんで「サブロー」なのか。 | えいいちのはなしANNEX

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信長というのは「諱(いみな)」つまり本名ですが、これは普段は滅多に使いません。

普段呼ぶための通称として「三郎」という名前があります。だんだん成長して偉くなると「上総介」とか「弾正忠」とか、官職名(または官職ふうの通称)を名乗るようになります。

「信長協奏曲」の作者は、信長そっくりの高校生に、意図的に信長の通称と同じ名前を付けたわけです。

どう、気が利いているでしょ、って感じですけど。

本物の信長だって三郎なんだから、「おい、三郎」て呼ぶのは変っていえば変だし。

それにそもそも、現代の親が子供に「三郎」なんて付けるかなあ、育三郎とか健三郎とかならありそうだけど。

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