上杉鷹山はカルロス・ゴーンみたいな人だよね、むしろ。 | えいいちのはなしANNEX

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上杉鷹山って、なんか倹約倹約で家を立て直した、いわば清貧のひとみたいにイメ-ジしてる人がいますけど、それはたぶん違うんじゃないかと、私は思います。
米沢に余所から養子にはいって、財政危機を立て直すために大倹約令を出した「コストかったー」である一方、藩の特産品生産を積極的に奨励し、収入を増やす施策も推進しました。
さらに鷹山は、家老たちの家禄を削減し、反発する者は容赦なく切腹させました。
米沢藩が立ち直ったのは、こうした現実策が功を奏したからです。つまり、優れた経営者だから、ケネディも尊敬したんです。
「清貧」とは、ぜんぜん違うイメージの偉人です。
て、このへんの話は大昔に筒井道隆がやってた二時間ドラマで知ったんだけど。そーいえば筒井道隆なにしてるんだ?