クリスマスイブの日。遠方から、おともだち家族が東京に来ました。「いま、東京でいちばんいいイルミネーションは?」ということだったので、「ミッドタウンがよかろう、あれ、ストーリーがあって面白いから」ということで、お連れしました。
・・・なんじゃこりゃあ。とんでもないヒトです。こないだきたときにはそうでもなかったのに。一時間待ちの大混雑です。行列ではなく、初詣状態、たいへんです。ここんとこ、テレビとかでやたら紹介されていたからなあ。まあしかし、これは「クリスマスイブに見ることに価値がある」と思うことにしましょう。なんせ、向こうに見える東京タワーが、特別レインボーカラー」になってます。あれを背景に見ないと、通じゃないよね。粋じゃないよね。というわけで許してくれ(粋とは、畢竟、やせ我慢のことです)。
彼らは昼間、上野の国立科学博物館に行ってきたそうで、彼は「恐竜」にハマってるのだそうです。となれば、地球の誕生をあらわしたというこのイルミネーションシューは、けっこう興味深かったんじゃないかしら。「地球は何年前に出来たか知ってる?」「46億年!」・・・即答です。東京のおじさん、出鼻くじかれました。
彼女も、お星様いっぱいですから、文句ない、と思いますが、どうですか。
ドバイはあったかくていいところっぽいです。この寒空に延々と並んだ群集は「ああ、あったかいとこ行きたい、エミレーツ乗りたい!」と思うに違いありません。あー、なるほど、それが狙いか。
このイルミは、クリスマスでスパッと終わりなんだとか。そりゃ混むわな。