「箱根ガラスの森美術館」でガラス細工の体験もするのさ | えいいちのはなしANNEX

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このブログの見方。写真と文章が全然関係ないページと、ものすごく関係あるページとがあります。娘の活動状況を見たいかたは写真だけ見ていただければ充分ですが、ついでに父の薀蓄ぽい文章を読んでくれれば嬉しいです。

ちょっと雨模様でしたが、そんくらいが風情あってよいです。幸福の鐘の音もビブラートしてます。
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ガラスでアクセサリーを作る体験教室です。
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父も参加だ。こういうのはやらない手はない。母は見知らぬ小学生集団の写真を撮ってあげてます。
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 これを焼けば完成です。早めに作れば、その日のうちに持って帰れます。ご飯食べてイタリア人の歌聞きながら待つとよいです。


 今日のお題「坂本龍馬がいなかったら、日本の夜明けはこなかった」というのは、ホントか?


 「大政奉還」というのは、坂本龍馬がやったことだ、と思っているひとがいます。

 そこのあなた、違いますよ。大政奉還をしたのは徳川慶喜です。お間違えのなきよう。
 坂本龍馬が主人公のドラマで、龍馬ひとりで大政奉還を成し遂げたような描写がされていたとしても、それはエンターテインメントですから、文句をつけるつもりはありません。でも、歴史とは、そういうものではありません。

 大政奉還は、龍馬ひとりのオリジナルアイデアではありません。というか、当時の「ものの分かった人」なら、みんなその可能性を考えていたはずです。
 だから、もし龍馬がもっと早く暗殺されtるなりなんなりしたとしても、別の誰かがそれを言い出して、徳川慶喜は結局、大政奉還をすることになるでしょう。慶喜にとって、取り得る最良の選択肢はほかにないからです。慶喜でない者が将軍だったとしても、バカでない限りは同じでしょう。この期に及んで幕府がバカを将軍に選ぶこともありえませんが、もし将軍がバカで大政奉還を思いつかなかったら、幕府はもっとコテンパンに潰されていたはずです。
 つまり、幕府は、続きませんし、江戸時代も続きません。日本国の部品としての寿命が過ぎているからです。それは歴史の必然です。誰か一人が早死にしたり長生きしたりで変わるものではありません。