「いい」という日本語だって、実はふしぎ! | 『英語職人』時吉秀弥の英文法 最終回答!

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 さて、今回のシリーズではgood, well, fine, O.K.という言葉を「基準を満たしている」という根っこの意味から見直してみようというお話を進めています。
 まずはgoodから。goodは単に「良い」というだけの意味ではありません。その奥底に「基準を満たしている」という意味を含んでいます。いや、ちょっと話がそれますが、日本語の「いい/良い」だって実は根っこの意味は「基準をみたしている」です。
 例えば日本語を勉強している外国人にこんな質問をされたら、あなたはどう答えますか?
「日本語デハ、ホメル時モ『いいね』トイウノニ、怒ッテイルトキニモ『もういいよ!』トイウノハナゼデスカ?」
確かに不思議ですよね。プラスのイメージにもマイナスのイメージにも同じように「いい」という言葉を使っているわけですから。しかし、一見すると不思議に見えるこのような用例も、「いい」=「基準を満たしている」という意味なのだと分かればストンと納得できると思います。
実は、こういうことです。
①「自分が期待した基準を相手が満たしてくれたら、『いいね』と言う」
②「自分が設定している(我慢の)基準を相手が満たして、さらにそれを超えてこようとしたら、『もういいよ!』と言う」(つまり我慢の限界、基準は満たしているからこれ以上はだめだ、ということ)
かくれんぼなんかで出てくる「もういいかい?」「もういいよ」というのも「基準を満たしている」というイメージが見え隠れしているのがわかりますね。
 goodも「基準を満たしている」という根っこの意味から「良い」という意味がでてきています。ただ、日本語の「いい/良い」とは違って、もうひとつ、「十分な」という意味を出すことが結構あるのです。
They receive good salary.「彼らは十分な給与を受け取っている。」
「良い給与」といっても間違いではありませんが、「十分な」というほうが自然でしょう。前回紹介した、以下の例文などは、「良い」では全くおかしくなるのです。
It will take good two hours. 
×「良い二時間がかかるだろう。」→○「たっぷり二時間かかるだろう。」
「十分」もしくはそこから出てくる「たっぷり」という意味がこのgoodにでてきています。

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