フリーランスの英語講師として

2年目に入った頃、

ひとりの生徒さんが

新しくレッスンに

来られました。

 

 

その方は、

英語ではない

別の言語のプロで、

通訳や翻訳のお仕事を

されていました。

 

 

なぜ英語のレッスンを?

 

 

とっさに英語を通訳することが

必要な場面があり、

きちんと英語を学びなおそうと

思われたとのこと。

 

 

謙虚で、努力家で、

どれほどお忙しくても

きちんと宿題をされてくる、

そんな方でした。

 

 

 

 

しばらくたって、

レッスン中に

こう言われたのです。

 

 

私に英語の発音を

教えてくださいませんか?」

 

 

今、なんとおっしゃいました?

私に発音を教えてほしいと??

 

 

 

 

確かに、レッスンの流れで、

昔、スクールでレッスンを受けて

発音が改善したことや、

発音できるようになって楽しい!

とお話したことはありました。

 

 

ネイティブに英語を

聞き返されることはなくなり、

 

 

生徒さんたちから

発音について高い評価を

いただくことも多く、

 

 

自分でも英語の発音に

自信を持てていました。

 

 

 

 

が、

 

 

当時の私には

「発音を教える」

という発想は

全くなかったのですうずまき

 

 

 

 

私に発音指導経験がないことも、

専門のスクールがあることも

ご存知なのに?

 

 

別の言語ではありますが、

「伝わる」「伝わらない」が

シビアに問われる通訳の世界に

身を置かれている生徒さんです。

 

 

その方から、

自ら教えてほしいと

言われたのですから、

 

 

絶対に

 

どうにかして

 

この気持ちに

応えたい炎炎炎

 

 

私のなかで、

執念にも似た思いが!!

 

 

 

 

そこからすぐ動き……

インストラクター資格を

取得しました。

 

 

生徒さん第1号は

もちろん、その方です。

 

 

 

 

あれからかなり経ちますが、

発音を教えるのが楽しすぎてルンルン

 

 

レッスン用のヘッドセットヘッドフォン

 

 

そもそも、

発音の話をするのが大好きなので、

レッスンするのが楽しいのは

当然のことかもしれません!

 

 

でも、それ以上に……

 

 

発音に懸命に取り組む

生徒さんたちが、

上達していく様子を

つぶさに見れるのが

すごく嬉しいんですよねラブラブ

 

 

うまく発音できたときの

生徒さんの笑顔虹

 

 

 

 

今では、

発音に関するレッスンが

かなり占めていて、

 

 

予想外の、それでいて

どこか自然な流れに

自分でもしっくりきています。

 

 

今から思えば、

新しい世界へ踏み出すのに、

生徒さんに背中を

押してもらえるなんて、

これ以上ない展開ですキラキラ

 

 

きっかけをくれたその方には、

本当に感謝しかありません。

 

 

 

今年に入って、

久しぶりにご連絡した際、

通訳案内士の資格を取得され、

英検1級を視野に入れて

いらっしゃるとのお返事を

いただきました。

 

 

私も、

もっともっと

精進を重ねようと

思った次第です照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

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