第二言語習得論が
私たちに大きく役立つようになったのは、
この学問が
私たちが犯す「間違い」
に注目するようになってからでした。
昔は、
正しい模範文を与え、
パターンプラクティスでの入れ替え練習等を行えば
話せるようになる
と信じられていました。
が、
それは机上の空論だったんです。
実際には、
インプットされたものの一部が取り込まれ、
その人の母語と融合されたり
知識や経験と統合され、
内在化された結果
不自然な形で発出される。
学校のテストなら間違いなく✕
ですが、実際には
その不完全な形の英語こそ、
脳内に英語の回路を構築しつつある証拠
自分なりに規則性を見つけた結果だ
ー そう捉えた学者の主張から
大きく進化したのです。
だから、
間違えたら、
また一段階、
英語の習得に近づいた♪
と思ってくださって構いません。
どんどん間違えていきましょう✨