我が家のネコ様は、ペット保険に入っていない。(し、現時点では今後も入る予定はない。)

 

なぜなら、私の手元に来たのが、彼らがおよそ新規で保険に入れる上限の8歳を超えていたから。

 

元の飼い主は、2匹ともにペット保険をかけていなかった。

 

ペット保険はイロイロあるが、だいたい、通常のプランは8歳くらいまでで、それ以降はシニアの保険になってしまい、保険料がべらぼうに高い。

 

幸い2匹は、特定の疾患などもなく、シニアになるまで大きな病気もしていなかった。

 

なので、あえて高いシニアのペット保険には入らなかったのだ。

 

 

 

私自身、生命保険には入っていない。

 

死後に、お金を残す必要がある人がいないからだ。

 

もちろん、ネコ様に残すお金は別途取り分けてある。(ニンゲンに残すように、何千万も必要ないので、生命保険に加入する必要がないのです。ネコ様の余命を考えると、数百万あれば十分。)

 

 

 

健康保険も、必要最低限のものにしか入っていない。

 

なぜならば、ニンゲンの場合、高額療養費制度があるから、月のMAX支払額が決まっている。

 

ある程度の預貯金があれば、とっさの支出であってもそれほど困らないし、最低限の保険には入っているので、入院とかもある程度であれば保障される。

 

乳がんの時も、まあまあ補填されたので、特にマイナスにはならなかったような気がする。(あんまり覚えてないけどw)

 

 

 

 

まあ、そういう理由もあって、必要以上に保険というモノに執着がない。

 

入ってたら素晴らしいけど、入ってなくてもまあ何とかなる、という感じ?

 

そういう意識だったので、ネコ様も、あえてシニアのペット保険には入らなかった。

 

 

 

 

が、ここにきて、立て続けに彼らが病院にかかる事態が発生しているww

 

結構な額を支払っているような気がするので、一度ここらでちゃんと考えてみようかなと思った次第。

 

 

 

 

今更保険に入る気はさらさらないので、実際に保険に入っていたと仮定した時に、ペット保険はお得なのかどうか、ちょっと計算してみようと思う。

 

というのも、私は今45歳。

 

死ぬまでに、少なくともあと1回は、ネコ様を新しく飼うと思う。

 

いや、1回じゃすまないかもしれないww

 

スコ様は18歳で亡くなったし、シマシマは現時点で16歳。

 

かなりシニアの域に入っている。

 

なので、悲しいけど、あと4年が限界だと思う。

 

絶対考えたくないけど、でも、それが現実。

 

だから、毎日を無駄にしないように、すごく一緒に過ごす時間を大事にしてる。

 

1分、1秒たりとも無駄にしたくない。(だから、結構引きこもり。)

 

 

で、引き取るとしたら、絶対に保護猫。

 

かつ、もらい手のない子。

 

 

 

仮定として、5歳のMIXの子だとする。

 

 

 

いくつかペット保険を見たけど、結構ピンキリ。

 

まあ、そこそこいい保険を選んだとして、70%保証される保険で、5歳で新規加入と/して、3,500円/月だとしましょう。

 

年間、入院20日までは、翌年の保険料に影響がないと仮定。

 

 

 

5歳~15歳まで、入院が年間20日に収まるように調整したとして、

 

3,500円×12カ月×10年=420,000円

 

 

 

ちなみにペット保険は、人間の保険と同じで、病気の時にしか使えない。

 

例えば、人間の場合は、人間ドックや、症状のないピロリ菌検査に対しては保険が適用されない。

 

面白いことに、嘘でもいいから、胃が痛いんでピロリ菌の検査してくださいって言うと保険適用になるけど、今は無症状だけど、胃がんの可能性は少しでもつぶしておきたいので、念のためピロリ菌がいるかどうか検査してくださいって言うと、自費診療になるww

 

とりあえず、胃が痛いって言っとけw

 

 

 

ちょっとそれたけど、動物も同じような感じで、年1回の健康診断やワクチン接種などは保険の対象外だ。

 

だから、純粋に病気や不調を訴えて受診した時に適用される。

 

 

 

我が家のネコ様は、2匹ともシニアであるにも関わらず、極めて健康体であった。

 

毎年の猫ドックでは、概ね正常値をたたき出し、先生を驚かせた。

 

猫にありがちな、腎臓の数値も、シニアにしては万々歳な数値であった。

 

 

 

というわけで、2020年11月~のシマシマの急性肝炎(1回目)と

 

 

2022年1月~のシマシマの急性肝炎(2回目)と

 

 

2022年2月~のスコの急性腎不全が保険対象になったという感じ。

 

そしてそのまま、スコ様慢性腎臓病に突入してしまいました。

 

 

 

 

金額的には、

 

シマシマの急性肝炎(1回目):約14.5万円

シマシマの急性肝炎(2回目):約10万円

スコ様の急性腎不全:約12万円

スコ様の慢性腎不全:120万円/年

 

なので、156.5万円。

 

ペット保険は3割負担(70%補償のモノを選んだと仮定)なので、156.5万円の場合は、3割負担で、約47万自費で支払ったことになる。

 

つまり、10年間の保険料42万円+47万円=93万円。

 

 

 

 

ペット保険入っておけばよかったなぁ~。笑

 

 

 

 

気をつけないといけないのは、契約内容。(当たり前だけど)

 

ひどいペット保険になると、一回慢性的な病気になったら、次の年から更新できません!っていうのもあると聞きました。

 

基本的な病気は補填されることは当たり前ですが、保険対象になる病気とならない病気はしっかりと契約内容を確認しておきましょう。

 

字が細かくても読みましょうね。

 

 

 

最終的に病気にかかるかかからないかはわからないけど、今後どんどんネコ様の平均寿命が延びることを考えると、

 

ペット保険は入っておいた方がいい!!!

 

と感じます。

 

入院は少なくとも4日くらいはすることになるので、約10万円くらい。

 

そうすると、医療費は入院だけってことはまずないから、4回以上入院すれば、保険料はペイされるよね。(もちろん、入院なんて、しない方がいいに決まってる。)

 

 

 

ある程度、お金に余裕があって、しっかりペットの健康管理ができているのであれば、正直ペット保険に入ってても入ってなくてもそれほど変わらないかもしれない。

 

入院させずに、自宅で面倒みられるなら、それはそれで費用も安くなるし。

 

 

 

とは言え、おひとりさまは、働かねばなりません。

 

どんなにネコ様が大事でも、毎日介護で丸1日費やすことはできないのです。(そうしないと医療費が稼げない…)

 

 

 

 

そういう基本的なことを考えると、ペット保険は絶対に入っておいた方がいい。

(若ければ若いほど。)

 

 

 

スコ様とシマシマのように、シニアでお迎えする場合は、年齢にもよりますが、正直保険には入っていない方が安上がりだと思う。

 

 

 

つまり、結論としては、8歳未満の猫を飼うなら、ペット保険は入っておいた方がいい。

 

でも、シニアネコを飼うのであれば、ある程度預貯金があるという前提で、ペット保険には入っても入らなくてもどちらでもいいかな、と思う。

 

 

 

まだ、あまり考えたくないけど、私が次にネコ様をお迎えするときは、おそらく5歳前後の子をお迎えすることになると思う。

 

そう考えると、ペット保険には入ろう、と思う。

 

またまた、すっきり。

 

そして、今はペット保険に入っていないことに対して、ちょっと微妙な気持ちだったんだけど、それもすっきり。

 

 

 

私の選択はいつも正しい!!

 

と思って生きていこう!

 

 

 

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ネコ吸いをするネコ

 

 

 

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