9月末に受注した、建築の申請書類の英訳のお仕事がようやく終わり、本日無事に納品することができました!!
 
約1ヵ月間、土日を使っての作業となりましたが、何とか期限に間に合わせることができました。
 
おかげで、本業の資格試験の勉強が全く進んでいなーい!!笑い泣き
(今日の夜から頑張る・・・)
 
やはり専門分野の英訳は本当に難しいですね。チーン抜け殻・・・
 
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理事長は本当に「平らな顔族」だなぁ。。。平ら過ぎてもやっぱりカワイイ酔っ払い
 
前回のホームページの英訳も、技術(ソフト、電子、機械)関連のページを英訳するというお仕事だったため、めちゃくちゃ内容が専門的。
 
用語を調べるのに相当苦労しましたが、今回も同様に、専門用語の壁に苦しみました。(憔悴)
 
今回は、そういった専門分野の英訳の難しさと、それを乗り越える方法を少しシェアしたいと思います。

その1:専門用語を調べるのに時間がかかる

これ、あるあるですよね。
 
偏心率(eccentricity)とか、普段使わなさすぎじゃない??
学生の時くらいだわw
 
その分野では当たり前の言葉でも、一般用語ではないため、調べてもあまり出てこない(もしくは、一般用語で同じ名称の単語がヒットしてしまう)。
 
そういう時は、とにかく専門家に聞くww
 
英語に不案内な人でも、自分の分野の専門用語だけは、英単語を知っていることは多いです。
 
技術屋さんあるあるですが、英語は得意ではないけど、技術論文は読める、という人が意外と多いんです。
 
つまり、単語を拾えれば、基本的な知識があるから、単語の意味だけである程度理解できるのですね。
 
今回もそう。
 
依頼主は1級建築士なので、本人に直接確認しました。
 
例えば、耐震構造はよく聞くけど、免震構造とか英語でなんて言うの?
って思いませんか?
(そもそも免震と耐震って違うの?って思っている人も多いと思いますが。)
 
耐震は、anti-seismic
免震は、base-isolated
 
となります。
 
耐震は、「地震の揺れに耐える」こと。まんまやねw
あのバッテンの筋交いなんかがそれにあたりますね。
 
免震は、「地震の揺れを受け流す」こと。
建物そのものと基礎との間に免震装置を入れて、地盤と切り離すことによって、揺れを建物に直接伝えない仕組みのことです。
 
更には、制振っていうのもあるけど、割愛w
 
あとは、やっぱり専門家に辞書を借りるのも有効。
 
辞書って結構高いでしょ?
しかも普通には売ってないから、店頭で探すのも困難。
 
自分で買わなくても、専門家はだいたい持ってる。
借りましょう。
 
 
 

その2:日本語があいまいw

これ、専門分野問わずなんだけど、説明の日本語が曖昧過ぎて、困る。
 
例えば、「床の変形を考慮した〇〇」っていう日本語があった場合、これをそのまま英訳するわけにはいかない。
 
日本語って、考慮したとか配慮したとかだけですべてが表現できるけど、英語は動詞がたくさんあるし、直接的に表現したい言語だから、具体性が必要なのね。
 
だから、「考慮した」は、”何に”考慮したのか、もしくは"どんなふうに"考慮したのかが分かる動詞を使わなければいけないのが難しいところ。
 
今回の例で行くと、「minimized floor deformation」(床の変形を抑えた〇〇)と英訳したわけなのだけれど。
 
英訳するということは、直訳ではなく、意味が通じるようにしなければなりません。
 
つまり、自分自身がその日本語の内容を正しく理解していなければ、英訳できないのですね。
 
そんな時は、
 
とにかくググる!
 
インターネット万歳!!(/・ω・)/
 
まずは日本語で専門的な内容を理解して、それを英語で表現することが大事。
 
あとは、すごく有効なのが、英語で書かれたその専門分野の雑誌や専門書をInputとして読み漁ること。
 
表現の幅が広がるし、専門用語も「こうやって使うんだ!」というのが分かるし、本当にいいですよ。
 
自分の興味のある分野があれば、時間のある時に英語版雑誌等を読む癖をつけておくと、いつかきっと役立ちます。
 
引き出しは多い方がいい。
 
 
 

その3:どの表現が一般的なのか迷う

これもあるあるですよね。
 
日本語なら、自分は日本語ネイティブだから「こんな言い方普通しないよ」という場合はわかりますが、英語は英語ネイティブじゃないとわからない。
 
例えば、「ロの字型の建物」ってどう表現するのがいいのかしら?
 
と思ったときに、思い浮かぶのは、
 
square shape
quadrilateral arrangement
quadrangle
 
などなど・・・
 
そういうときは、グーグル検索(Yahoo検索とかでもいいですが)でヒットした数も参考になります。
 
専門用語だと一概に数で比較はできないのですが、一般的な表現であれば、結構参考になりますよ。
 
 
 
とまあ、こんな感じでしょうか。←何が?
英訳をするときの参考になればうれしいです。
 
さあ、今日はパーっと飲みにでも行こうかな~生ビール
 
 
いやはや、本業がおろそかになってしまうので、今年の英語の副業はここまでにしないとな・・・。
 
年末に向けては、自分の勉強に精を出さねばなりませぬ。
秋の夜長は勉強!メモ
と、お酒!!赤ワイン
と、ネコ!!猫しっぽ猫あたま
 
それでは皆様ごきげんよう。
素敵な週末をお過ごしくださいませ。
 
Have a nice weekend!
 
 
 
 

 

 

 

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