体調管理の重要性 | 外資系 戦略コンサルタントの着眼点

外資系 戦略コンサルタントの着眼点

戦略コンサルでマネージャーを務める筆者が日々の出来事を独自の視座で書き綴る


ここのところ気温の変化が激しかったからか、風邪っぽく、なんだかダルいような感じがありました。

戦略コンサルの仕事は3ヶ月ぐらいの短期集中であることが多いので、体調を崩して1週間とか2週間とかの期間を休まなくてはいけない状況になることは避けなくてはいけません。

過去にも、同じプロジェクトのコンサルタントが体調を崩したことがありましたが、すぐに医者に行って数日で直る状況であれば問題は大きくならないですが、もし長期化するようであれば、チームとして他のコンサルタントと入れ替えることも必要になります。

したがって、この業界でコンスタントに価値を出し続けていくためには、プロジェクト中の体調管理が特に重要になります。

忙しいプロジェクトだと睡眠時間も短くなるので、ビタミン剤などのサプリメントで体調を補完したり、冬だと加湿器をプロジェクトルームに置いたりして対応します。
(サプリメントは、コエンザイムや青汁、プラチナナノコロイド、オルニチンなど流行るたびにいろいろ試しましたが、結局ビタミン系だけになりました。)

休みの過ごしかたも重要になります。

ある産業医が言っていたのは、休みの日には、少しでも外出することが疲労回復には重要ということです。

日光に当たることで体内時計のズレ(体内時計は25時間周期なので、光に当たって調整が必要です。)を直すことができますし、人と会うことで気分転換にもなるからとのこと。


以前、プロジェクトでチーム内にひどい風邪をひいて仕事ができなくなったコンサルタントがいました。

クライアントに「体調管理は自己責任なので、プロジェクト中に風邪をひいたのは自己管理の甘さという本人の責任。」と言うと、クライアントは「まあ、そんなに厳しいことを言わなくても・・・」とは言ってはくれましたが、それぐらいの認識でいないといけないと思います。

始発の運行もあり、運行中にはトイレもいけないという点で、鉄道の運転士は特に体調管理が重要な仕事の一つであるとよく言われますが、そうした仕事に準じるぐらいのつもりでの体調管理が必要な仕事かもしれません。