ナーサリークライムズ しちめんどうくさい七面鳥盗難事件 | 英語の絵本も手遊び歌も楽しめる!えいご・にほんご・おはなし会

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■ナーサリークライムズ しちめんどうくさい七面鳥盗難事件
"Nursery Crimes"


11月第4木曜日は、アメリカでは感謝祭(サンクスギビングデーThanksgiving Day)

サンクスギビングといえば、七面鳥の丸焼きやパンプキンパイなどのごちそう!


でも、この絵本に登場する七面鳥(turkey)は、鳥ではなくトピアリー。

トピアリー(topiary)って何?

トピアリーとは、植物を人工的なかたちに整えたものだそうです。

あー、ありますよね。

葉や枝をきれいに刈り込んで、鳥や動物や何かの形にしてある、木のアートですね!

そのトピアリーが盗まれるというお話なんです。

表紙にjack-o-lanternが5個も描かれていますが、ハロウィーンではなく、ハロウィンが終わったあとの感謝祭の時期のお話です。


英語で「ナースリー“Nursery”」といえば、普通、託児所や保育園、子ども部屋のことですが、もうひとつ、植樹前の苗木を育てる苗床・苗木畑という意味もあります。

いうまでもなく、
ナースリーライムズNursery Rhymes = わらべうた・童謡・子守り歌  と、
ナースリークライムズNursery Crimes = 苗木畑の犯罪         と、
かけているんですね! 洒落!!

タイトルだけでも座布団5枚ものなのに、凝った絵とストーリー。

作者のアーサー・ガイサートさんは、豚を擬人化した登場人物(登場豚物)の絵本をいくつも描かれているようですが、この絵本でも出てくるのはブタさんたちです。

面白い絵本です。
乳幼児さんにはちょっと難しいかな、と思います。


ナーサリークライムズ―しちめんどうくさい七面鳥盗難事件
アーサー・ガイサート著  
久美 沙織 訳
(BL出版)



Nursery Crimes
by Arthur Geisert
(HMH Books for Young Readers)


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【ハロウィンおはなし会開催レポート2015/10/29】

【撮影会お写真とご感想:想像以上に本格的な撮影】


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