英語はCHANCEでは、小学生は、英会話に通う生徒さんのみ、英検対策を受け入れています。
その理由は、英会話も習っていないで、いきなり英検のみを受験しようとしても、身にならないから。英検を目標に勉強しても、本当の英語力は身につかないから。英検は結果であって、目標ではありませんから。
現在小学校6年生と中学2年生の英検3級対策を指導しています。
英検には合格したとしても、作文の内容や英語の理解度の厚みが違います。
例えば、
What subject do you like the best?との問いに対して、
中学2年生であれば、あらかたの内容は書けます。
I like English the best. I have two reasons. First, I especially like listening to Englilsh. I like the sound. Second, I can communicate with people from foreign countries, and I can learn many things from them.
(昨日書いた英文の記憶で、私の添削も少し入っているかもしれません。)
さすが中学2年生、especiallyなんていう単語を思い付きます。
ところが、小学6年生ですと、上記のようには書けず、かなりシンプルで語数不足、かつ、文法ミス満載です。
I like English. I have two reasons. First, I like talk English. Second, I can read English book and write English letter. It is fun. (私の記憶。特に、単語のミスは多いです。私の英会話が書くことに重点を置いていないから。
小学生には、日本語で何を言うべきかを指導して、役立つ表現、スペルミスや文法ミスをしっかり教え込む必要があります。作文対策をしっかりすれば合格する見込みの優秀な静生徒さん。
中学2年生には、いきなり質問への返答を書いてもらっても、なんとか言いたいことを書くことができます。ですので、私がするのは、文法の添削と表現の指導のみ。まあ、彼女は、私から学校準拠の英語を学んでいるので、表現や文法がしっかりしているのです。
「英検3級〜2級をできるだけ早く取得しておいて自信をつけさせたい。」という親心は推測できますが、そんなに焦る必要はありません。中高一貫校の申込蘭をできるだけ埋めたいという理由もわからないではないですが。
中学で英語の授業をしっかり学び、良い点数、良い評点を得ていれば、ほんの少しの対策で英検には合格できるのです。これこそが、「英検は英語の勉強や実力UPの結果、指標」
英検の結果が一番役立つのは、大学入試。英検2級だと加点、英検準1級だと英語試験免除の大学もあります。
それ以外は、「英検を取っておくと有利」というのは、糸電話形式でお母様方のお喋りが大きくなりすぎた結果と断言できます。
それよりも、淡々と英会話を続けているほうが将来に効果的です。
実力を計りずらいので、どうしても英検に走りがちなのでしょうが。
一番いけないのは、英検だけを目標にして、早くに「英検を合格していれば英語力がついている」という思い込み。
中学校の英語をしっかり学び、できたら、英会話を続け、英検は勉強した結果として、大学受験のために利用しましょう。
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