「テストに出るの~?」
英検対策をしていると、
小学生がこんなコメントを毎回します。
「テストにでるから覚えるの?
英語ができるようになりたいから覚えるの?」
と反応してしまう私。
単語や熟語を覚えるために、宿題を出し、
次回は必ず復習テストをします。
英検は、単語、単語、単語力がものをいう。
覚えて頂く為です。
今日の復習テストをしている隣で、
1ページめを採点していると、
何点とったのか気になって仕方ないらしく、
2ページめの復習テストなんてそっちのけ。
ついに、生徒と離れた場所で採点をすることにしました。
公立の小学校に通っている生徒も、
インターナショナルスクールに通っている生徒も
同じ反応。
覚えがよくなかったりすると(点数が50点以下)、
「僕は毎日(塾で)忙しいんだ…。」
「疲れているんだ…。」
と同じ反応。
良い点数の時は、
迎えに来たママに、
「ママ~、今日は95点だったよ~」
英会話、英検対策、国語、算数、プログラミング、
スイミング、バスケ、ピアノ、習字…
・・そして、小学校低学年から
「医師を目指す。」とか、
「〇〇高校を目指すためには、〇〇中高一貫、その為には〇〇塾が良いんです。」とか。
「パパがその〇〇高校だったのですね」
と聞くと、
目を伏せて、「いいえ。」
今のお子さんは大変~
かと思うと、
英会話の生徒で、
「昨日は、市民プールに7時間もいたんだよ~」
「塾は英会話と〇〇だけだもん。」
という男の子がいます。
いつも元気はつらつ(オロナミンC)、
日に焼けて真っ黒で、健康そのもの。
とにかく点数が気になって
今のお子さんは、テストのための勉強で
小学校~大学まで過ごすのでしょうか
就職面接後に、
「私は何点でしたか」
なんて聞きに行きそう(笑)
さて、塾三昧の生徒と市民プールで7時間過ごした生徒と
大人になってからの着地点はどう変わるでしょうか
アメリカ在住の友人たちで、
スタンフォード大学大学院卒業(日本人)、
コロンビア大学大学院(博士課程ドロップアウト)(日本人)、
UC Berkeleyとロンドンビジネススクール(MBA)卒業(米国人)
などがいますが、
「〇〇の時はバンドで遊びまくって東大落ちたのよ。」
とか、
「あの頃は、UC Berkeleyのレベルが低かったのよ。」
とか、
塾へ行くでもなく、のびのびを育った様子です。
英検対策は、テストのための英語
TOEICも、テストのための英語
点数化する。
使える英語は、英会話
点数化なし。
英語はCHANCE
伊勢崎の英会話スクール