ブリスの自己主張(盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとのユニット) -10ページ目

ブリスの自己主張(盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとのユニット)

盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとの生活・・・

2024年10月26日から27日まで「第16回 全日本ブラインドセーリング選手権」が愛知県の三河みとマリーナで開催されました。

両日共に軽風微風でしたが、3レースおこなわれ、我がチーム「Don2」も各レース楽しませていただきました。


まずはチーム名についてです。

この名前は沖縄のことば「ちむどんどん」にちなんだもので、胸がどきどき・わくわくする様子を表したものです。

今回も前回に引き続いての「ちむどんどん」です。


まずはレースに先立ち、チームメンバーのK氏が体調不良により参加できなくなったので、名古屋在住でメンバーとは縁の深いT氏に急遽参加をお願いしました。

また練習にはS嬢にご協力いただきました。

チームでの練習はそんなに多くなかったものの風に恵まれて充実しておりましたし、アフターも毎回居酒屋「なかいち」にてお店の名前の焼酎を囲み楽しいひと時を過ごしました。


さて本番のレースでは、1日目1レースでは2位を快走のはずが、色々あってのまさかの4位。2レースではこれまたまさかのリコールで、解除のあとは挽回しての2位。2日目の1レースはだんとつ1位と、ワクワクどきどきよりは、むしろハラハラの連続です。そんなレースを通じて、我がチームは人生の悟りとまではいきませんが、気付きがあったのでした。

例えば「欲と道連れ」とか「情けは人の為ならず」など(笑)。

レース中はつい夢中になり無茶をしてしまいがちですが、そんな時こそ冷静に親切にですよね。


ここからはサイテッドスキッパーH氏による3レース振り返りです。

いつまでもハラハラどきどきを思い出させてくれる解説です。


ここから



初日は軽風下での2レースでした。

1レース目は、スタート前のHONUチームとのミートを避けている間に時間が経過して、大きく出遅れてのスタート。

気を取り直して、中間のブローを丁寧に拾ってのタック、上マークまでには先行集団に追いつくことができました。

ALBAが先頭で回った後のアプローチで、HONU&湘南の風の3艇で入り乱れての最初のマーク回航。

ここで、いきなりのシュートしてのマーク回航が見事に決まり、2位での回航となりました。

その後は、2上までこの位置をキープしての最終レグ。

後続も離していたので、このまま2位と思っていたところ、色々あって、まさかの4位。波乱の幕開けでした。


第2レースは、痛恨のリコールで始まりました。

艇団の下側からのスタートを選択して、30秒前くらいには、とてもいい位置にいました。

上側からのスタートを狙っていたALBAチームが、大きく出遅れるところで、もがいているのを確認して、欲が出ました。

幸いにして下側がフリーだったので、すぐに戻れましたが、この間にHONUチームに先行されてしまいました。

1上をHONUに続く2位で回り、最後まで前に出ることができないまま、1艇身ほどの差でフィニッシュ。


レバタラだらけの初日が終わりました。

救いは、初日の成績不振の原因がはっきりしていること(とチームが明るく前向きなことでした。


予報では、初日より風の吹きそうな2日目を迎え、3レースできれば勝てるかも、と気を取り直しての出艇。

期待に反して昨日より静かな海面で、少し不安になったものの、結果的には最高のレースができました。


第3レースは、下有利のラインを、プラン通りに下1でジャストスタート。

しばらくスターボで左海面に伸ばし、後続艇がすべてポートに返したのを確認してタック。

ここからは、全艇を下に見ながらのポートロングのクローズで走り上マークをトップ回航。

その後、一度も後続艇に迫られることもなく、会心のトップフィニッシュ。

ジブを下ろし終わって振り返ると、2位争いをしていたALBAHONUの反対側から、湘南の風がブローをつかんで、2位でフィニッシュ。

この結果、我々含む上位3艇が、同点で並ぶこととなりました。


風が落ちてゆく中、最終艇のフィニッシュを待って5分後には、第4レースの予告信号。

下有利のままのラインで、今回は下側にALBAチームがいたため、いったん風位に立ててルームを作り、下2番でスタート。

下一で出たALBAと並走しながら、少しずつ前に出て、バウを並べて並走。

ポートのレイライン近くまで伸ばしてからタック。ALBAは少し伸ばして我々の少し上側(6:30位の位置)でタック。

ポートの走りも良く、ALBAチームは少しずつ遅れだし、真後ろ(6時方向)~下側後方(5:30方向)へと徐々に遅れていきました。

上マーク付近で、早めに右海面に出ていたHONUチームとミート。1艇身ほどの先行でスターボに返してそのままトップ回航。

回航後に上側後方から追ってきたHONUチームに、ラフィングマッチを仕掛ける中で、軽微な接触が起こりプロテスト。

HONU1回転ペナルティーして勝負あり。風も落ちてきて、下マークにつく頃には、後続艇を大きく引き離していました。

ここで、ホーンとともにC旗掲揚で、上マークが短く設定されました。

我々がその上マークまで100m付近に迫った頃には、ほぼ無風となり、無念のN旗。


待機中に、Tちゃんの計算により、タイブレークのままだと3レース目でトップをとった我々が優勝だろうと判明。

1時間以上の待機中には、ドジャーズ勝利の中継も聞いて、いいこと起きる予感満載の中でAPAでシリーズ終了となりました。

最後は、物足りなさの残るシリーズとなりましたが、キャンセルとなった第4レースも、我々は圧倒的な位置にいました。

初日のうっ憤を晴らすには充分な、2日目の走りと結果であったと思います。


ここまで



チームの皆様のお陰様で素晴らしい全日本ブラインドセーリング選手権でした。

12月には参加できなかったK氏が、ビン座のステーキのお店で祝勝会をひらいてくださいました。

チームの皆様、本当にお疲れ様でした。

来年はワールドでしょうか(笑)!


http://www.jbsa.jp/archives/9217