「ある男が、妻子をどう扱っているのかを知りたければ、その男の本の扱いをみればいい。・・・」 | ブリスの自己主張(盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとのユニット)

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盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとの生活・・・

私、リルハです。

タイトルの言葉はユーザーの古いパソコンのメモに書かれてあったもの。

その上には「シャーリー・ジャクソン」って記してあったけど、関係あるかどうか?

そう、誰の言葉かわからないのは残念だけど、ユーザーはこれに共感したのでしょうね。

果たしてユーザーの亡きご主人はどんな風に本を扱っていたのでしょうか?


先日、サピエ図書館で著者を誤って検索したら、アーネスト・j・ゲイズ著「ミス・ジェーン・ビットマン」にヒット。何気なくダウンロード。

間違えたがために出会えたステキな本。

アメリカの南北戦争の末期に12歳だった黒人奴隷の少女。彼女が生きた終戦後とそれから後、彼女が100歳を過ぎるまでの一代記。

南北戦争が終わり、黒人奴隷は自由をてにしました。

これまで使えていた主人から「これからは自由だ。残るなり、出て行くなり、自分たちで決めろ」と言われて、自由の世界へ飛び出す黒人たち。でもその自由とは決して平和ではなかったのです。

このジェーンという実在しない女性の物語に自分の過去をオーバーラップさせる当時の黒人女性達。

まるでNHKの朝ドラにでもなりそうな物語。

一人称の文章は、淡々と思い出を紡ぐように語ります。

とても映像的な、そしてわかりやすく、明るい。

登場人物が魅力的。

感動というよりも、もっと別の部分に染み込む感じの小説でした。



1110 恒例の鎌倉募金活動❗️


毎年春と秋に行われる鎌倉高徳院での募金活動。長谷の大仏さまのお寺です。

今年もユーザー共々、参加いたしました。

時間は午後1時から4時まで。

お天気良くて、秋の真ん中って感じ。

参加犬はヒラリちゃん、オーク君、アンドレ君、ホノちゃん、そして現役盲導犬のリルハでございます。

今回はフレアちゃんが参加できなくて残念。

でも活動中に将来の盲導犬候補の黒ラブ君がパピーウォーカーさんと一緒に遊びにきました。

まさに、この子達の育成のために、どうぞよろしくお願いします❗️と、みんなではりきりました。



いつも電車で私とユーザーの立ち位置を確保してくれるミニチュアダックスのリョウマ君のパパとママ、そしてバックに入ったリョウマ君が応援に来てくれました。ありがとうございました。

また朝の通勤バスで座席を確保してくれる同じ職場のyさん親子もわざわざ遠くから来てくれました。ありがとうございました。


帰りはヒラリちゃんパパが来るまで送ってくれたけど、私もユーザーもウトウト、とろとろ。

午前中に江ノ島ハーバーでのピッコラの活動に参加した私達。

アイジュちゃんとユーザーさんがお友達と一緒にハンザ乗りにきてくれたんです。

もちろんユーザーもヨットに乗ってからの募金活動でしたので、ちょっとお疲れモードに。

車内ではユオン君のママとヒラリちゃんのパパの会話がこもり歌。



1115 国立演芸場で「桂花團治講演会」に❗️

この日は平日。翌日はお仕事なのできびしいなと思いながらも、昨年の花團治さんの落語が楽しかったので、もう一度聴きたくて、つい東京まで遠出をしてしまいました。




開口1 柳家花ごめ


一文笛 花團治



断捨離ウォーズ 小春團治



中入り


特別トーク ボクと師匠と、その息子~2代目 春蝶をめぐって~

花團治 三代目 春蝶



三枚起請 花團治




「一文笛」「三昧起請」はオチが面白い話だけど、スピードかのある関西弁についていけずに、取り残されてしまったユーザー。


花團治さんの古典落語はとてもお上手。

さらに大学や専門学校でも、客員教授や講師をしている学究的な落語家さんなのです。

来年また楽しみにしております。



特別トークはお二人の会話に、亡き先代の春蝶を偲ぶ愛情に溢れた会話がほのぼのとしていて素敵でした。

春蝶さんはとても魅力的な方でした。

今度、落語も聞いてみたいな。

この日、犬の私としては、プレイズタッチを発案した山田りこっちゃんに会えて、癒やしのタッチで撫でてもらったのが、1番嬉しかったかな。

りこちゃんは2代目の花團治さんのひ孫なのです。



帰宅したのは午後1130分過ぎ。

それからワンツーして、ブラシして、夕ごはん。ケージに入ったのは12時過ぎ。4時間後には朝ごはんなんですけど。



1124 江ノ島ハーバーまで続く道すがら❗️

この日は片瀬江ノ島駅での待ち合わせがなかったので、ユーザーと私との歩行。

まず、改札を出たところで、駅員さんに道順を確認するKEIKOさん。

すると「地下道まで案内します」と駅員さん。

小田急線の駅員さんは親切なんです。

地下道をを出ると大きな橋になります。

これまたこの橋が工事中。

道幅が狭くなっているところにもって、冷えた空気の中でクッキリと見える富士山を撮影する人垣。

それを縫って歩く私達。

なんだか危なかしく見えたのか「工事中で道が狭いので、よかったら一緒に行きましょう」と、若くて綺麗なお姉さんが声をかけてくれたのです。


そのお姉さんは札幌から遊びにきたとかで、これから江ノ島神社へ行くところとか。

私達も江ノ島神社に行くのかと聞かれたので、「神社ではなくてヨットハーバーへ行くところ。よかったら、ヨットに乗りに来ませんか」と聞いてみると、「乗りたい❗️」と即答。

それではということで、ご一緒にハーバーへ。

この日、午後2時の飛行機で札幌に帰る予定のお姉さんは、江ノ島神社の予定を後にして、KEIKOさんのカッパの上下を着るとハンザへゴー❗️

ハンザの上から写真や動画を撮影したり、セーリングを楽しんだりと、江ノ島を満喫したようです。

ハーバーの後で神社にお参りしたのかな。

これは神社の神さまのご縁なのかも。



それにしても、ピッコラくらぶの皆様、突然のゲストさんにも優しく対応してくださって、有難うございました。





文章 リルハ

校正 ハピコ

写真 ガンジー・スズ・ナオ