最後の冒険は『根曲がり竹細工』
その職人さんに会うためにはとっても長い1.2㎞長い坂道を上らなければいけません
もちろん自転車で
坂の頂上までなんと２０分
私なら途中で降りると思います（笑）
坂を上ってしばらく進むと、竹の束とおじいちゃん発見
この方が『根曲がり竹細工』の職人さん
さっそく工房へ
まさに職人って感じのお部屋です
なんと、職人森田さんは
竹細工歴75年
それを聞いて…
「75年やってらっしゃるんですか」「そう」
「えっ
今お年おいくつですか？」「89」
今お年おいくつですか？」「89」「うわっ！」
「えぇー！」
「14歳から？」
「そう。小学校あと」
「えぇ～」
すごいですね
さすが職人さんです
人生のほとんどを竹細工に捧げていらっしゃいます
「これ、商売でやっていらっしゃるんですか？」
えっ(￣▽￣；)�
「お前…14歳からこれずっと遊びでやってんの…」
「ハハハッ」
「ええ加減にしとかなアカンで」
ホンマにええ加減にしとかなアカンで
商売じゃないものをそんな75年もやらへんでしょ
よかったね
一緒にいたのがすばるクンで
ヒナチャンとだったらどつかれてるところだったよ（笑）
「僕らでもできますかね？全くド素人ですけど」
「いや確かにそうだよ」
「確かにそうなんです。すいませんっ」
う～ん、お父さん正直っ（笑）
（笑）とにもかくにも、教えてもらいながらペットボトルケースを作ることに
まずは材料となる竹ひごを作る。これはなたで縦に根曲がり竹を割るかんじです
素人には危なそう……
職人はさすがで簡単にスッスッやっていきます
すばるクンも挑戦
危なっかしい手つきでなたを竹に突っ込んでいきます
やっていたその時っ
『ザクッ』
危うく手を切る所でした
「あぁ～～～（涙）」
「危ない！怖い！危ない！怖い～」
見ている私も思わず「あっ」と叫んでしまいました
怖かったぁ…
しかし職人は全てなた一本で行います
それを見て…
「もう、見ん…そりゃそうですよねぇ～NO LOOKですもんね！NO LOOK竹ですもんねっ」
(アッハッハッハ！)
何故に英語？？
おもろいやないかいっ
職人のやっているのを見て教えてもらうことに。
パパッと竹を組み、
「今度はやって下さい」
「「丸投げ～」」
確かに（笑）
職人は多くを語らないんですよ、技は見て盗まないと（笑）
すばるクンのを使ってゆっくり少しだけ見本をやってくれる職人
「やってみて」
職人に手伝ってもらいながらやってみるすばるクン。
「これ見てたら分かりやすいな」
さすがたっちょん
見ただけで分かってしまうなんて
30分後、第一段階のケースの底部分完成
続いては回りの形作り。
たっちょんはコツを掴んだようでどんどん竹を編んでいきます。
しかし、細かな作業にてこずる渋谷さん…
森田さんは何回も
「手こっちから」
「ほらまた！こっち」
と指導を。
そんな様子を見て忠義さん、
「すばる君、不器用やな」
(-.-;)
こら
それを言ったらダメでしょ…
「……(チラッ)……(チラッ)」
(苦笑い)
たっちょんの方を二度見して苦笑い
作業を続けるも、何度も森田さんの指導が入ります（笑）
しまいには……
「カッコ悪いな、これは」
言われちゃいましたね
中途半端ですが、
長いのでいったん終了