リー・チャイルド 葬られた勲章(上)(講談社・文庫) | 勝手に映画紹介!?eigasukiの読書忘備録用ブログ

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何年か前に強制退会トラブルの時に、予備で登録したID。本家ブログの更新を再開しています⇒http://ameblo.jp/eigasuki/ ここでは読んだ本の忘備録を書くつもりです。書籍購入はブックオフ中心なので、新作は少ないかも?

葬られた勲章(上) (講談社文庫) [ リー・チャイルド ]

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ちょうど昨年の5月に、7作品、計14冊の過去シリーズをイッキに読んだリー・チャイルドのジャック・リーチャーシリーズの新刊が2020年8月に出ていたらしい。今回は、まだまだブックオフで110円になっていたわけではないんだけど…ちょうど今年のお正月に、近所のブックオフの“くじびき”で当てた“3000円分”の割引券があったので、お値段が高めの古本も大盤振る舞いで率先して購入してしまった。そんなわけで、ブックオフの通常価格720円(確か30%OFFセールの時だった気が…)で入手した古本で、シリーズ13作目、日本での翻訳だと11作目にあたる(日本で既刊済みの作品だと「61時間」のひとつ前の時系列になるらしい)「葬られた勲章」の上巻を読了。ニューヨークで地下鉄に乗っていたリーチャーは、爆弾テロを企てていると思われる女を尾行、機を見て説得にかかろうとすると…その女は別に爆弾テロ犯でもなんでもなかった。ただし、何かのトラブルを抱えていたのは事実、リーチャーの目の前、地下鉄の車内で突然、銃を取り出して自殺を図ってしまう。リーチャーはこの一件で、警察から事情を聞かれ、死んだ女性の身内とも知り合い、そして…謎のエージェントやら、調査員やらが立ち代わりリーチャーの前に現れ、死んだ女と本当に知り合いじゃなかったのか、何かを託されていないかとしつこく問われる。そのせいで…やっぱりただの自殺ではないと思い始め、真相を知ろうと、ニューヨーク中を歩き回るが…って感じ。上巻は、いよいよ物語が動き出しそうな予感がする、リーチャーのピンチシーンでひとまず終了、下巻へ続くとなった。カバー裏のあらすじを読んで“ニューヨークの地下鉄、リーチャーの目の前で絶命した女性は、国防総省に勤務する女性職員だった”という…導入部の内容を一通り把握していたにも関わらず、そんなのすっかり忘れて…本当に爆破テロが実行されてしまうのではないかと、ドキドキしながらページをめくってしまった。ただ、上巻の面白さのピークは、そこだったかなという気がしないでもない。全体像がぜんぜんつかめない状態で、上巻はダラダラと進んでいき、ようやく面白くなってきたところで、続きは下巻へとなっちゃったからね。下巻を読み終わらないと…作品全体の感想ってまだまだ語れないね。


リー・チャイルド 葬られた勲章(上)(講談社・文庫)

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