リー・チャイルド アウトロー(下)(講談社・文庫) | 勝手に映画紹介!?eigasukiの読書忘備録用ブログ

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リー・チャイルド アウトロー(下)

アウトロー 下 (講談社文庫) [ リー・チャイルド ]
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手持ちのリー・チャイルド、ジャック・リーチャーシリーズを集中して読み漁ってる最中…通算4冊目、作品数では2つ目の「アウトロー」の下巻を読了。本作はトム・クルーズ主演で映像化された映画版1作目の原作でもあり、もちろん自分も過去に何度も鑑賞している。上巻は読んだ印象では、“大まかなストーリーは一緒だな”って感じだったけど、最後まで読み終わると、映画の方は登場人物がだいぶ省略してあったのがわかる。特に…リーチャーと共に事件の真相に迫っていく仲間たちが、小説版ではいっぱい出てきて、クライマックスの敵のアジトに乗り込んでいくあたりも、わりとチームプレーで乗り切ってるのが新鮮だった。映画では、ロザムンド・パイク演じる狙撃の容疑者ジェイムズ・バーの弁護士ヘレンにほとんどの役割を集約していたが、小説の方では地元の女ニュースキャスターや法律事務所の契約調査員(探偵)…さらにはリーチャーの軍人時代の元カノである女准将とかも出てくるんだよね。あと、映画ではトム・クルーズの活躍を見せるために、映画的なアクションが追加されていたのもよくわかる。小説では、あのカーチェイスっぽいシーンはなかったな。ただ、クライマックス…敵のアジトに乗り込んでいくあたりの描写は、小説の方が緊迫感があって面白かった。熱感知で監視してる敵を欺くアイデアが良かったし、そして敵との内通者も、最後までわからなくしてたり(まぁ、映画と同じ人物ではあったけど)。さぁ、この調子で…どんどんリーチャーシリーズを消化していきます。まだ5作品、上下巻あわせて計10冊もあるんだよなぁ(笑)


リー・チャイルド アウトロー(下)(講談社・文庫)