ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(2024年) | 勝手に映画紹介!?

ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(2024年)

 

昨日から配信が始まっているネトフリ映画「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」目当てに、ネットフリックスへ再加入…「シティーハンター」目当てで4月~5月に加入して以来、2024年、2回目、今回も1か月限定予定。さて、言わずと知れたエディ・マーフィの代表作“ビバリー・ヒルズコップ”シリーズ…1994年の3作目以来、なんと30年ぶりの復活(企画がポシャったTVシリーズのパイロット版って日本で見れるのか?)。もちろん主役はエディ・マーフィ演じるアクセル・フォーリーだが、その他のメインキャストもしっかりと再集結、正真正銘の正規続編。

 

デトロイト市警の刑事アクセル・フォリーは…上司の命令で捜査をはずされても、執念で犯人を追い詰めていた。そんなある日、ビバリーヒルズで暮らす、疎遠になっている娘ジェーンが何者かに襲われた。彼女は弁護士で、捜査官殺しの罪に問われている男の無実を証明しようと奔走していた。ジェーンの危機を旧知の仲であるローズウッドから知らされ、直ぐにビバリーヒルズへと向かう。到着早々、探偵になっていたローズウッドは行方不明になり、彼の事務所を家探ししていた連中に追いかけられるアクセル、その後、アクセルの方が警察に捕まってしまう!

 

若い頃に比べると、若干ふくよかになったが…あまり見た目の衰えを感じないエディ・マーフィ…あいかわらずよく喋る、そして“じゅん散歩”の高田純次のごとく、行く先々で適当ぶっこく。そこにあのテーマ曲がのっかれば、かなり懐かしい気分になれる。エディと共にシリーズ皆勤賞のローズウッド役、ジャッジ・ラインホルド…3作目に不在だったタガート役、ジョン・アシュトン…他にも、過去シリーズのどこかで見かけた顔がチラホラと再登場。加えて、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ケヴィン・ベーコン、ルイス・ガスマンなどシリーズ初参加の役者も意外と豪華だ。

 

ただし、キャスティングを見ただけで、そしてその人が画面に登場しただけで…“絶対にお前が悪役、黒幕だろ”が確定(笑)実に解りやすく、微笑ましい…そこもまるで80年代、90年代らしい、懐かしさのあるアクション大作に仕上がっている。1作目、2作目を初めて見た時ほどの高揚感は味わえなかったが、なんか違うとガックリした3作目よりはぜんぜんそれっぽく、ちゃんと原点回帰はしてたんじゃないかな?でも…同じジェリー・ブラッカイマーのプロデュース、久々復活の黒人スターによるアクションという共通点の「バッドボーイズ」と比べると、温めだよな。

 

あと…いきなり登場のアクセルの娘(ちなみに、見たことはないんだけど…途中で企画がポシャったTVシリーズは、アクセルの息子が主人公になるはずだった)、今まで出てきたことがなかったよな?ビバリーヒルズで弁護士として働く娘は、ある事件の犯人の弁護を引き受けたんだけど…その直後に、謎の武装集団に襲われ、弁護を辞めろ!と脅される。そんな娘の危機を、旧友のローズウッドから知らされ、ビバリーヒルズにやってくるが…娘とは関係があまりよくなくて、最初は拒絶される。さらに、事情を知るローズウッドも何者かに拉致され行方不明に!

 

署長になっているもう1人の友人タガートや、若手(でもないか?)刑事のジョセフ・ゴードン=レヴィットに、余計な事をして引っ掻き回すなとその都度説教されながらも、もちろん言うことなんか聞きやしないで、勝手に暴走…アクセルの存在を煙たく感じる敵が、襲ってきたりして、ビバリーヒルズの街中でド派手な銃撃戦をかましたりすると。中盤あたりは親子の確執、捜査や騒動を通じての和解といった会話中心の展開も目立ったが…クライマックスは1作目と2作目を足して2で割ったくらいの見せ場があり、“ランボーのネタ”もしっかりと入ってました(笑)

 

 

監督:マーク・モロイ

出演:エディ・マーフィ ジャッジ・ラインホルド ジョン・アシュトン ジョセフ・ゴードン=レヴィット テイラー・ペイジ

 

 

【サントラのデジタル配信はこちら】

Beverly Hills Cop: Axel F (Soundtrack from the Netflix Film)

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