ザ・ウォッチャーズ(2024年) | 勝手に映画紹介!?

ザ・ウォッチャーズ(2024年)

ザ・ウォッチャーズ

 

【鑑賞日:2024年6月21日】

 

昨日は地元シネプレックスで公開初日の作品を2本ハシゴ…1本目の「バッドボーイズ RIDE OR DIE」は9時20分上映開始→11時28分上映終了、そこから約10分待ち、既に開場時間になっていたので、スタッフのおねーさんに声をかけて、そのまま11時40分上映開始→13時35分上映終了の「ザ・ウォッチャーズ」の上映スクリーンへ。あのM・ナイト・シャマランの実娘イシャナ・ナイト・シャマランが監督を務めたホラーということで、期待半分不安半分で見に行ってきた…パパシャマランも製作でクレジットされている。主演は子役出身のダコタ・ファニング。

 

ペットショップで働くアーティストのミナは、店の仕事で配達に出かけるも…途中、ナビの調子が悪くなり、車で森の中に迷い込んでしまう。やがて車も動かなくなり、徒歩で脱出を試みるも、失敗に終わる。その後、通りかかった人影を追い…奇妙なガラス張りの建物を発見!そこにはマデリンという老女、キアラという若い女性、ダニエルという若い男性がいた。3人も森から出ることができず、その建物で生活しているらしいのだが…その建物は、謎の存在によって監視されており、日が暮れたら部屋を出てはいけないなど様々なルールが科せられていた!

 

若干、情報不足で、唐突感のようなものを感じてしまう部分もあったのだが…いったい何が起きてるんだろう?何が現れるんだろう?といった、導入、引っ張りの巧さは父親譲りというところだろうか?中盤の、何かが起きそうで、なかなか起きない感じなんかもパパシャマランに似ているのかなと思った。急展開を見せる中盤、特にひねりもなく、肩透かし気味の真相ではあったものの…ホラーとしての不気味さのようなものはそれなりに味わえる。そこで終わっておけば、それこそパパシャマランぽそも更に増したんじゃないかなと思ったが、その先もまだあったのね。

 

どんでん返しとまではいかなかったが、割と丁寧に謎解きや伏線回収のようなものを見せ…派手な見せ場もまだ残っていた。女性監督ならではなのか…ディティールや登場人物の感情表現などに細やかな拘りを感じ、大味ながら意外性を用意するパパシャマランとは、また一味違った余韻に浸るのであった。正直、予告編の方がもっと雰囲気があったななんて意地悪な感想を漏らしてみたくなるのだけど…これが監督デビュー作で、しかも24歳という若さを知ってしまうと、単にパパシャマランの親バカだけでは終わらない、今後への期待も膨らむのだった…。

 

っていうか、あまりネタバレ感想が書けないところは、やっぱり“シャマラン”というブランドをしっかり継承してるんだよな(笑)昨年の「イコライザー THE FINAL」で、「マイ・ボディガード」のデンゼル・ワシントンと再共演、エモさ爆発だったダコタちゃんのクールな演技に助けられ、最後まで見続けられたってところもあったよね。ダコタちゃんくらいのキャリアの長さだったら、パパシャマランの映画の1本や2本、出てそうな気がしてたけど、意外と出てなかったか…。あと、どこかでパパシャマランが役者として出てくるんじゃないかと期待してたが、それもなかったな(笑)

 

 

監督:イシャナ・ナイト・シャマラン

出演:ダコタ・ファニング ジョージナ・キャンベル オルウェン・フエレ アリスター・ブラマー オリヴァー・フィネガン

 

 

【パパが監督の「オールド」にスタッフで参加してたらしい】

Blu-ray オールド

オールド






 

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