REBEL MOON-パート2:傷跡を刻む者(2024年) | 勝手に映画紹介!?

REBEL MOON-パート2:傷跡を刻む者(2024年)

 

実写版の「シテイーハンター」目当てにネトフリへ再加入してからそろそろ1か月…今回もとりあえず1か月限定利用のつもりでいるので、メンバーシップキャンセルの時期が近づいてきた。ちょうど、前回加入していた時に見終わっていたザック・スナイダーの「REBEL MOON — パート1: 炎の子」の続き、「REBEL MOON — パート2: 傷跡を刻む者」が配信開始になっていたので、この機会に見ておくつもりだったんだけど、パート1をおさらいしてから見るつもりでいたので、なかなか手が出せず…キャンセルが迫ってきたので、遂に、おさらいなしで鑑賞してしまった。

 

王による強力な統治が千代続いたマザーワールドだったが…摂政となった元老院議員バリサリウスの計らいで王家の血統が途絶えてしまった!そのバリサリウスの命で、反乱分子をせん滅するため、辺境の惑星へ送り込まれた司令官ノーブル提督により、平和だった辺境の村“ヴェルト”が危機に陥る。農民として働いていたコラは、各地を回って戦士を集め、ノーブル提督を襲撃!遂にノーブル提督を倒し、村へ凱旋を果たすのだが…実は一命をとりとめていたノーブル提督が再び現れた。コラと戦士たちは村人たちを奮起して、新たな戦いに備えるのだが…。

 

パート1を見ての率直な感想は“ザック・スナイダーが、「スター・ウォーズ」と「七人の侍」をやりたいんだろうな”ってことであり…評論家の方々も、似たようなことを仰ってる人がけっこういて…とりあえず“パート2”でどれだけプラスαな独自性を出せるのか、それを出してもらいたいと…評価を保留にしている部分ってあったんだけど、結局…パート1の時の感想を覆すような作品にはなっていなかった、やりたいものを貫き通したのねって感じでしたよね。心配していた、おさらい鑑賞の必要もほぼほぼなく、パート1を見直さないでもまったく問題なく見れたよ。

 

ある意味、その点に関しては良かった、続きものだけどちゃんと独立して見れたよね。冒頭、簡単な世界観とあらすじ説明が入っているので(こういうところもスター・ウォーズっぽい)…なんとなくパート1の内容も思い出せる。要は、平穏な村に、悪い奴が攻めてきました…村の代表が悪いヤツに対抗するために、助っ人を探しに行きました、集めました、ついでに悪いヤツのリーダーも倒しました…でも、倒したはずの敵リーダーは死んでませんでした、助っ人と村人たちはぬか喜びしただけでしたってのが1作目の内容。今回はその続きで…再び敵が来襲する。

 

もう、敵とのガチンコバトルは避けられない…短期間で村人たちを鍛えて、戦略も練って立ち向かおうぜ、おーっていうのが前半の約1時間。主人公や助っ人として連れてこられた戦士たちと、敵との因縁などを回想シーンで紐解きながら、村人が迎撃の準備をする様子などが描かれていく、わりとのんびり。きっと残りの1時間を使って延々と戦闘シーンを繰り広げるんだろうなって思ったら、まんまその通りだった。まともなストーリーもなく、「七人の侍」や「荒野の七人」に照らし合わせれば、だいたいの展開は想像できるだろうし、正直、面白みに欠けてしまうよね。

 

ストーリーはアレだけど、メカやガジェット、そのギミックにフェチな魅力はあり、細かいところで、意外と嫌いになれないんだけど、間を開けた2部作でわざわざ見せてこの内容かと思うと…両方を合わせて2時間半くらいの映画になってれば、また印象も違ったかもしれない。本作のラスボス、冷酷非道な提督との決着はつくものの、その背後に控える摂政などとは、回想シーン以外では絡みがなく、他にも“ちょっとサプライズ感もあった投げっぱなしの伏線”で続編あるんじゃね?って思わせて、終わってしまった。なんか、村人の反撃方法がベトコンみたいだった。

 

 

監督:ザック・スナイダー

出演:ソフィア・ブテラ ジャイモン・フンスー エド・スクライン ペ・ドゥナ ミヒウ・ハウスマン レイ・フィッシャー

 

 

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