Another XX ダブルエックス 赤い殺人者(1996年) | 勝手に映画紹介!?

Another XX ダブルエックス 赤い殺人者(1996年)

Another XX〈ダブルエックス〉 赤い殺人者


ただいま、アマプラの有料チャンネル“JUNK FILM by TOEI”の60日間無料体験(通常は14日間、キャンペーン申し込みは既に終了)と、U-NEXTのリトライキャンペーン(リトライは3回目、計4度目の31日間無料トライアル)を同時に利用中…ちょっと前に“JUNK FILM by TOEI”で、Vシネの“XXシリーズ”全7作品を鑑賞し終えたんですけど、実はシリーズの番外的な“Another XXシリーズ”という作品が別途4作品ありまして、これもついでなんで全部見ちゃおうと思ってるのだが…“JUNK FILM by TOEI”でも後から申し込んだU-NEXTでも、どちらでも見放題対象。

 

さて、どちらで見るか…違いと言えば、U-NEXTだと倍速再生ができるくらいだよね。でも、邦画なんで、セリフが聴き取りにくくなるから、あまりそんな機能は使いたくないしな。まぁ、当面…見放題が被ってる東映作品は、気分的に“JUNK FILM by TOEI”の方を使うおうかな(無料期間の終了はこっちが早い)。そんなわけで“Another XX”の1作目である「Another XX〈ダブルエックス〉 赤い殺人者」を“JUNK FILM by TOEI”で鑑賞…本作は本家“XX”の3作目「XX〈ダブルエックス〉 美しき標的」で夏樹陽子が演じたは女検死官・水木恭子が再登場する続編でもある。

 

若い女性が乳房を切り取られるという猟奇的で残虐な事件が発生…女検死官・水木恭子も現場に呼ばれ、検死を担当する。被害者には松宮という婚約者がおり、松宮と対面した恭子は、被害者が“死ぬ瞬間は救われたのではないか”と慰めの言葉をかけるが、それを聞いた松宮は激怒する!その後、バーで恭子は松宮と再会…お互いに意見を交わし合ううちに惹かれあっていくが…。一方、新人刑事・森田恵美は、上司らの意見に抗い、早い段階から松宮を犯人と疑うも、確定的な証拠が見つからず…同一犯による、第二、第三の事件が起きてしまう!

 

再生ボタンをポチリと押すと…いきなり女の裸体、ビーチクのドアップから始まる!しかも、一緒に映ってる手がまぁ、嫌らしい動きをしてまして、コリコリやってるわけですよ。いったい、何を見てるんだ、オイラは…7作見てきた本家以上のAV感(笑)。まぁ、しばらく女性が恍惚の表情で、あっはん、うっふんしてる姿を見せられるんだけれども…もちろん、これが第一の被害者なわけで…その後、無惨にも殺されてしまう、しかも犯人にオッパイを切り取られて!まぁ、一応、初っ端から乳フェチな映像を見せられたのも、それなりに意味があったということでしょうなぁ。

 

その後、トラックの荷台に放置されていた死体を…学校帰りの子供たちが偶然に発見し、事件が発覚。現場に呼ばれた検死官の夏樹陽子が、その後も続く“連続殺人”の捜査に関わりを持つ。第一の事件の被害者には、金持ちのボンボンの婚約者がいるんだけど…見るからにキモい奴なのよ(演じてる役者の演技力も良いということにしておきましょう)。視聴者側の心象的には…“コイツやってるな”な真っ黒。ただし…金持ちのボンボンなので、捜査する刑事たちはどこか及び腰、それどころか、陽子姐さんはほぼストーカーと化すボンボンに惹かれてしまう…。

 

婚約者が殺されたばかりの男に、部屋へ連れ込まれた陽子姐さんは、チューされてその気になる。でも、部屋に置かれた婚約者の骨壺(?)が目に入り、一瞬、正気に戻る陽子姐さん…駄目よと、一度は抵抗を試みるものの、強引に迫ってくる相手に押し倒され、車のボンネットの上でいたしてしまう。まぁ、その後は…どんどん挙動がおかしいのを隠さなくなる容疑者の男。逆に雨の中、ずぶぬれで陽子姐さんの家へ押しかけ、着替えを手伝ってもらうんだけど…“パンツまでビショビショなんだ”って、お前、最初から“やる気満々やないか”な安っぽい口説きテク。

 

陽子姐さん…騙されないで!(笑)っていうか、優秀な女検死官のはずなんだが、男を見る目はまったくない、ただの色ボケババァになってしまう。そんな陽子姐さんの色ボケに“活を入れる”のが…最初から被害者の婚約者=ボンボンが犯人説を唱えていた新人女刑事の西尾悦子。違法な捜査ばかりで、上司の片桐竜次からいつもどやされているんだけど…ある意味、一番、優秀だったのかもしれない。ちなみに、西尾悦子といえば…オイラなんかの世代だと「らんま1/2」の主題歌“じゃじゃ馬にさせないで”を歌っていたアイドル歌手として記憶に残っている。

 

もちろんVシネ“XX”(Anotherだけど)シリーズのヒロインである以上、サービスショットがあるわけですが…それこそ「らんま1/2」で水を被った後の女らんまのように、まぁ脱ぎっぷりがよろしくて…今さらながらに、色々な意味で“じゃじゃ馬”だなって唸ってしまう、オジサンでした(笑)いまだに、懐かしのアニソンをよく聴いとるオイラとしては…わりと“じゃじゃ馬にさせないで”もヘビロテしてまして、車の中で、もしこの曲が流れでもしたら、運転中にあの“西尾悦子のあられもない姿”を想像しちゃうじゃないか、どうしてくれるんだ(笑)と、思わずにいられなかった。

 

あんだけ“真っ黒”に見えた容疑者が…もしかして無実?って一瞬、思う仕掛けもあるんだけど…要は、関係者(というか、登場人物)の中に、“やべぇ変態が2人いた”という話。さすがに、陽子姐さんも、刑事も…安っぽいミスリードには引っ掛からず、真相を見抜いていた。殺した女の死体を、バラバラに切り刻んで、わりと人目のある場所に放置するというのが犯行手口なんだけど…アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の1stシーズンで描かれていた“女生徒連続殺害事件”に似てるなって思った。本作でも犯人が“サイコパス”ではないかという意見があった。

 

 

監督:黒沢直輔

出演:夏樹陽子 大高洋夫 西尾悦子 片桐竜次 伊藤洋三郎 飯島大介 道又隆成 白石タダシ

 

 

【JUNK FILM by TOEIへの加入で視聴可能】

Another XX〈ダブルエックス〉 赤い殺人者






 

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