XX ダブルエックス 美しき標的(1995年) | 勝手に映画紹介!?

XX ダブルエックス 美しき標的(1995年)

XX〈ダブルエックス〉 美しき標的(ターゲット)


60日間無料体験(通常は14日間、キャンペーン申し込みは既に終了)中のAmazonプライムビデオ、有料チャンネル“JUNK FILM by TOEI”にて、東映Vシネマの代表作“XXシリーズ”をこの機会に制覇しようと目論んでおりまして、1作目から順番に消化中。ということで、次はシリーズ3作目となる「XX〈ダブルエックス〉 美しき標的」です。シリーズと言っても、今のところ、物語や登場人物はみんな別物なんだけど、本作で夏樹陽子が演じたは女検死官・水木恭子は後に正真正銘の続編が複数作られ、オイラも「Another XX 黒い追跡者」を見たことがある

 

若い女性が強姦された挙句に、惨殺されるという異常性愛からくる、猟奇殺人事件が発生!この事件の被害者の解剖を担当する女性検死官・水木恭子によって、犯人は鑿(ノミ)状の凶器を使用したのではないかという指摘もあった。やがて同様の手口による事件が再び発生した!一方、二番目の被害者は売春を生業にしていたのだが、彼女が属していた売春組織のリーダーである川村夏美は犯人に復讐しようと、独自に調査を開始していた。そして、なんとか手掛かりを得ようと恭子のマンションを訪れるのだが、そこには恭子を狙う犯人の姿があり…。

 

1作目も、2作目も…物語の内容、作風はぜんぜん異なるのだが、女殺し屋が主人公という共通点があった。本作では、もちろん、お約束の“お色気描写”はたんまりあるものの…警察に協力する女検死官が主人公ということで、だいぶ毛色が変わり、意外と、オーソドックスなサスペンスになった印象。っていうか、2作目までとは違い、原作が存在しないオリジナルものらしいんだけれども、脚本を担当しているのが柏原寛司だからか、妙に“あぶない刑事”感が強いというか…主舞台が横浜で、見たことあるロケ地もいっぱいあって、パパ(山西道広)も出てるし(笑)

 

検死官が主人公だけあり…死体の解剖シーンなんかもある。最近だと海外ドラマの「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」や「CSI:科学捜査班」で、もっとリアルなものを散々見てきているんだけど、意外と生々しく、グロテスクに描写されてたな。若い女性の肌が検死によって切り裂かれるシーンが、実際に犯人に襲われるシーンよりも、オイラには痛々しく見えたな。夏樹陽子姐さん演じる美人検死官…事件現場に“あんな見えそうなミニスカート”を履いてくるから、実際に犯人に“パンチラ盗撮”されてて、自身が狙われる羽目になるんじゃないかと、思わずツッコミ。

 

被害者が、自分が囲っている売春組織の一員だったことで、女リーダーの不良娘SHIHOが、独自に調査を開始。最初は、警察の手先である陽子姐さんも敵視してるんだけれども、たまたま犯人に襲われた陽子姐さんを助けたのをきっかけに、協力関係ができ…果ては妹分のような立場で、一緒に犯人に迫っていくようになる。陽子姐さんをはじめ、被害者女性が犯人に襲われるというのがお色気シーンの見せ場なわけだけど、仲良くなった陽子姐さんとSHIHOがムフフなことをするレズシーンなんかもあったり、濡れ場も過去2作とはまた違った攻め方をしてる。

 

ちなみに、この作品に出ているSHIHOという女優さんは、この文章を読んでる8割くらいの方が想像しているだろうモデルのSHIHO(格闘家の嫁さん)とは別人。もともと歌手だそうで、金髪坊主頭がなかなかクール…陽子姐さん以上に生足の露出が高く、セクシーなホットパンツがトレードマーク!こういう男勝りのおねーさまって、ホットパンツが似合うよね…漫画・アニメだけど“ブラクラ”のレヴィとかさ。個人情報保護とかどうなってるんじゃいって、年代的なものもあり、真面目に見ると、捜査方法とかけっこうガバガバだけど、それこそ“あぶ刑事”感覚で楽しもう!
 

 

監督:黒沢直輔

出演:夏樹陽子 SHIHO 菊池孝典 山西道広 又野誠治 草薙幸二郎 峰岸徹

 

 

【JUNK FILM by TOEIへの加入で視聴可能】

XX〈ダブルエックス〉 美しき標的(ターゲット)

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