キアロスタミ監督さようなら/平田オリザ新作・青年団公演「ニッポン・サポート・センター」観ました。 | 映画時光 eigajikou

映画時光 eigajikou

世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
がんサバイバー。
浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
今は主にTwitterとFilmarksに投稿しています(eigajikou)



アッバス・キアロスタミ監督が
7月4日に亡くなりました。
日本で『友だちのうちはどこ?』が
公開されたのが1993年。
その当時から劇場鑑賞してきました。
浜松で上映されない時は
名古屋に遠征して観ました。
特別に思い入れのある監督の1人です。
「シネマ★アジア」での上映もありました。
2010年代に入っての
『トスカーナの贋作』
『ライク・サムワン・イン・ラブ』
は、海外で制作し
型にはまらない挑戦的な作品で
これからもどんな作品を見せてくれるか
楽しみでしたからとても残念です。
昨年東京フィルメックスで
ジャファール・パナヒ監督の
「Taxi」(素晴らしい作品です!)
観た時、映画時光のバック・ナンバーでも
紹介したキアロスタミ監督の『10話』を
思い出しました。
パナヒ監督はキアロスタミ監督が脚本の
『白い風船』で監督デビューです。
もし自分に力があれば
『10話』と「Taxi」で追悼上映したいなんて考えます。
キアロスタミ監督、
素敵な映画をたくさんありがとうございました。



↓『10話』のシーン


『10話』2002年
アッバス・キアロスタミ監督・脚本・製作・撮影・編集



↓「Taxi」トレーラー


「Taxi」2015年
ジャファール・パナヒ監督・脚本・製作・撮影・編集


昨日は吉祥寺シアターで
青年団第75回公演
作・演出:平田オリザ
『ニッポン・サポート・センター』
(平田オリザ8年ぶりの新作書き下ろし)
観ました。
身近な社会問題を扱ってるのに
そこから世界も見えてくるコメディー
面白かったです。
感想記事はまた書きたいです。

シナリオに山内健司さんと志賀廣太郎に
サインもらいました。


image


image



吉祥寺にはバウスシアターが閉館するときの
さよなら上映以来なので2年ぶりでした。
ついでに吉祥寺美術館に寄りました。





企画展の
「佐伯和子展 糸の葉 
一万五千枚の糸の葉が語りかける」

image


image


image


image


1枚として同じものがない
一万五千枚糸の葉を使った
インスタレーションが
独特の雰囲気の空間を作っていました。

萩原英雄記念室で
「萩原英雄ギリシャ神話への眼差し」
萩原英雄のギリシャ神話の
版画作品

浜口陽三記念室で
浜口陽三のパートナーであった
南桂子の作品展示
「南桂子―遠くをみる」





これだけ観れて入場料100円!
空いてて見やすくお得体験でした。

月曜に行った東京都庭園美術館の
『メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画』も
イタリア映画祭のアンケートで当たった招待券だから、
なんだか2日続けてお得に
美術の良い目の保養ができました。



鑑賞した映画の短評は↓

ツィッター eigajikou←クリック

アメーバ映画時光の「なう」←クリック

に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
まとめてブログにUPされます。

インスタグラム始めました。←クリック



Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督



『ライク・サムワン・イン・ラブ』
2012年カンヌ映画祭で
加瀬亮、奥野匡、
キアロスタミ監督、高梨臨


キアロスタミ監督は
いつもサングラスをしてたけど、
こんな優しい目をされてました。