異臭騒ぎの山手線に乗っていた。ボーダレス/名もなき塀の中の王/灼熱の太陽/ドラン監督Hello | 映画時光 eigajikou

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世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
がんサバイバー。
浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
今は主にTwitterとFilmarksに投稿しています(eigajikou)

『ボーダレス ぼくの船の国境線』
『名もなき塀の中の王』
『灼熱の太陽』

原題:ZVIZDAN 英題:The High Sun
東京国際映画祭 ワールドフォーカス


異臭騒ぎの山手線に
2本続けて乗ってしまった10月28日の夜~(><;)











昨日は新宿武蔵野館で
イラン映画、アミルホセイン・アスガリ監督
『ボーダレス ぼくの船の国境線』
観ました。
イラン国境線沿いの立入禁止区域に放置された廃船の中で
ペルシャ語、アラビア語、英語が母国語の
3人が言葉が通じない中で展開されるドラマ。
前半の緊張感が特に良かったです。
そして、次は
ケイズシネマで前売り券買ってあった
『名もなき塀の中の王』
イギリス映画、デヴィッド・マッケンジー監督
やっと観て、
これは上手い!面白い!グッと来るなァ!(o^-')b
と、ちょっと涙ぐむほど感動した後、
新宿バルト9に行って
東京国際映画祭のワールドフォーカス部門
(日本公開が決まっていない注目作品の上映)
今年のカンヌ映画祭「ある視点」部門で審査員賞受賞
クロアチア映画、ダリボル・マタニッチ監督
『灼熱の太陽』観ました。
(『灼熱の魂』ではありません。)
クロアチア紛争直前の1991年、
紛争後の2001年、
そのまた10年後の2011年の3つの時点で
対立した民族が近隣に住んでいた
クロアチアの田舎を舞台に、
「同じ俳優」が「違う人物」を演じます。
紛争が残した民族間の対立感情も織り込まれる
3つの愛に関するエピソード。
これがまた素晴らしい作品で、
カンヌのコンペティション部門でも
勝負できたと思えます。
脚本がよく練られており唸りました。
映像も構図やルックが秀逸。
違うキャラクターを演じ分けた
俳優の演技にも引き込まれました。
これは、ぜひ一般公開して欲しい作品です。
『名もなき塀の中の王』とともに
『灼熱の太陽』も
今年のマイベスト上位入り決定です!


↓Zvizdan / The High Sun トレーラー



そして、帰りに新宿駅で乗った山手線が、
代々木駅で緊急停止して
「8号車で異臭がするとの通報があり、
確認しています」
と放送あってから、
ドア閉めたままで、
なかなか降ろしてくれないの。(;´Д`)ノ
その電車は回送することになり、
やっと降ろしてくれ、
次の電車に乗って渋谷に着いたら、
今度は「6号車でシンナー臭がすると通報があったので
降りて下さい。」と...。(;°皿°)
ホームはぎゅうぎゅうの混雑だったし、
また山手線に乗って止まったらいやだから、
地下鉄銀座線に乗り換えて
新橋経由で川崎へ帰って来ました。(-"-;A
結局いつもの倍くらい、新宿から2時間程
かかってしまいました。
こんな経験は初めてです。
自分が乗っていた車両とは離れていたけど、
イヤな体験でした。(゚_゚i)

ブログ記事は『灼熱の太陽』
で書く予定でしたが、
なんだか疲れてしまったので、
こんな感じになってしまいました。(;^_^A

おまけで、
人気者グザヴィエ・ドランが監督した
アデルの新曲「Hello」のミュージックビデオ
公開されてすぐ娘が教えてくれたけど、
3日で驚異の5000万回再生とニュースになってましたね。
今はもう一億一千万回越えてますョ(ノ゚ο゚)ノ
私はアデルは聴かないけど、
このミュージックビデオはドランらしい
オシャレな映像ですね。
↓Adele - Hello


こういうドラン情報なんかは娘がすぐ教えてくれます。
ジェシカ・チャステイン姐さんとドランの
ツィッターでのやりとりを訳して
教えてくれたりするから便利だな~(°∀°)b
...そして自分の翻訳頭使わずボケてく私!?(^^ゞ


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27日にイメージフォーラムで
『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』
『デヴィッド・ボウイ・イズ』
観た時にすぐ近くの
「吉田パスタ」でぼっちランチ。
スープが具だくさんで美味しかった。(o^-')b

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アメリがいたョ















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グザヴィエ・ドランとネコ(=^・^=)