ザ・エージェント 感想 トム・クルーズ主演新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』最新トレーラー | 映画時光 eigajikou

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ザ・エージェント
Jerry Maguire
アメリカ映画 1996年製作
「バック・トゥ・ザ・シアター」
TOHOシネマズ川崎で鑑賞





↓予告動画はこちら


監督:キャメロン・クロウ

製作:リチャード・サカイ
   ローレンス・マーク
   ジェームズ・L・ブルックス
   キャメロン・クロウ

撮影:ヤヌス・カミンスキー

音楽:ダニー・ブロムソン

キャスト:
トム・クルーズ
キューバ・グッディング・Jr
レニー・ゼルウィガー
ボニー・ハント
レジーナ・キング
ジェレミー・スアレス
ルーシー・リュー
ケリー・プレストン
ジョナサン・リプニッキ
ジェイ・モーア
ボー・ブリッジス
マーク・ペリントン
カタリーナ・ビット
ジェリー・オコンネル

理想主義者のスポーツ・エージェントのジェリーは会社を解雇され、ただ1人共感してくれた会計係のドロシーと独立する。ジェリーはクライアントの落ち目のフットボール選手とドロシーと共に、紆余曲折を経て成功を勝ち取る。フットボール選手を演じたキューバ・グッディング・Jrがアカデミー助演男優賞を獲得。(映画.COMより)

この映画TOHOシネマズなどで上映される
「バック・トゥ・ザ・シアター」で観ました。
引っ越しの片付け済んでないのですけど、
買い物もあったし(←言い訳f^_^;)
またまた気分転換に観てしまいました。
「バック・トゥ・ザ・シアター」上映作品は、
シネマイレージカードを持っていると500円です。
午前十時の映画祭の半額!
ポイントもマイレージも稼げちゃうし、
プレミアスクリーンでの上映で、お得な気分でしたョ(^_^)v
私この映画初めて観ました。
90年代まではハリウッド映画は余り観ていなかったし、
95年に娘が生まれて、
娘が小さい頃は本当に観たい作品を厳選して観ていたので、
(映画を観に行くには家族に娘のお守りを
頼まないといけなかったですから)
やはり好きな単館系映画中心でした。
この映画が評判良かったのは知っていましたが、
トムのファンではないし、
無理して観に行く気はなく、
その後もTV、DVDなどで観ることもありませんでした。
トム・クルーズの映画は余り観てないのです。
観てるの3~4割くらいかなあ。

「バック・トゥ・ザ・シアター」今後の上映作品

4月 vol.08 「グッド・ウィル・ハンティング」
5月 vol.09 「レオン」
6月 vol.10 「レインマン」
9月 vol.11 「恋人たちの予感」
10月 vol.12 「トレインスポッティング」
11月 vol.13 「ライフ・イズ・ビューティフル」
12月 vol.14 「ファーゴ」
「恋人たちの予感」意外は全部劇場鑑賞していますが、
時間があったら観ようと思います。

『ザ・エージェント』でトムは、
『7月4日に生まれて』(1989年オリバー・ストーン監督)
に続きゴールデングローブ賞主演男優賞受賞。
『7月4日に生まれて』ではドラマ部門で、
『ザ・エージェント』ではミュージカル・コメディ部門で。
この2本はアカデミー主演男優賞にもノミネート。
(1989年度受賞は『マイ・レフトフット』ダニエル・デイ=ルイス
1996年度受賞は『シャイン』ジェフリー・ラッシュ)
この後、『マグノリア』(1999年ポール・トーマス・アンダーソン監督)で、
ゴールデングローブ賞助演男優賞受賞。アカデミー助演男優賞ノミネート。
『ラストサムライ』(2003年エドワード・ズウィック監督)
で、ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネート(ドラマ部門)
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008年ベン・スティラー監督)
で、ゴールデングローブ賞助演男優賞ノミネート(ミュージカル・コメディ部門)
『ザ・エージェント』は、
ゴールデングローブ賞主演男優賞受賞&アカデミー主演男優賞ノミネート、
という、トムのキャリアの中では輝かしい作品といえますね。

金儲けに走るスポーツ・エージェンシーに嫌気がさし、
人間性を取り戻そうと会社に提案し、
一流スポーツ・エージェンシーをクビになるトム。
仕事では人間性を取り戻しつつも、
仕事のパートナーでもあるドロシーとの
家庭生活はクールなままで心を開いた繋がりが持てず離婚の危機に。
(この点はトム本人の私生活では未だに解決できていないのでは!?)
でも、結局最後にキューバ・グッディング・Jrのおかげもあり、
魂のある愛に目覚めて、ドロシーとやり直せるんだよ~。
良かったよかったというハッピーエンドなラブ・コメ、
ヒューマン・ドラマであります。
これ観て、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を連想しました。
主演スター俳優のオーバーアクト気味の大熱演と作家性のある監督とのコンビ。
アプローチの方法論は違うけれども拝金主義への批判が込められている。
ただ、時代性と作家性、作品性の違いもあるので、
あくまでもクールな『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と比べると、
『ザ・エージェント』は安心して観られるエンタメ作品ですね。
シングル・マザーが等身大に描かれフェミ的な配慮もあります。
前半はノリも良く結構笑えて楽しい。
撮影当時5歳だった子役のジョナサン・リプニッキは、
映画初出演とは思えないナチュラルな演技が素晴らしいです。
キューバ・グッディング・Jrは愉快だし、
レニー・ゼルウィガーもピッタリな役。
トムもサービス満点の熱演です。
丁寧に作られた良心的なエンタメ作品ですね。
でも、上映時間139分は長かった(-"-;A
途中ウトウトしてしまったけど、
まあ、予定調和だし問題なかったみたいですね(^^ゞ
私たち母子は親子そろってラブ・ロマンス、ラブ・コメ余り観ないです。
私がそうさせてしまったのかもなのですが、
娘は私より観ないです...
若い子に人気な作品も全然見ないし。
「『ザ・エージェント』500円だし観るわ。」と、
ココ笑う所じゃないし!って、ラブシーンで笑ってる、
迷惑なヤツになっていましたョ(><;)
この娘にリアルなロマンスはあるのだろうか(;´Д`)ノ

かくいう私もこの映画を観て、
自分はラブ・コメ、ラブ・ロマンスものって必要ないわ。
と、身に染みて再確認。
好きな監督の作品だったり、
好きな俳優が出ていたり、
捻りがあって興味が湧けば観るかもですが、
王道のラブ・ロマンス、ラブ・コメはもう観なくていいや。
それが500円ですごく良く分かったので、
トムちんに感謝です。
キャメロン・クロウ監督の作品は、
音楽のセンスが良いですね。
この『ザ・エージェント』は元妻の「ハート」のナンシー・ウィルソンが、
テーマ音楽を作曲しています。

キャメロン・クロウ監督作品は、
16歳で『ローリング・ストーン』誌の記者になったことが描かれている、
自伝的映画『あの頃ペニー・レインと』(2000年)が、
私は一番好きです。
亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンも出演しています。
あの頃ペニー・レインと (1枚組) [DVD]/
パトリック・フュジット,ケイト・ハドソン,ビリー・クラダップ


『ザ・エージェント』関連写真集↓


ジョナサン・リプニッキは1990年生まれ。
『スチュワート・リトル』『スチュワート・リトル2』や、
TVシリーズの出演もしていますが、
基本は学業優先にしてきたようです。
演技の勉強や映画プロデュースもしています。
ブラジリアン柔術に熱心に取り組んでいて、
鍛えまくってますよ。↓




『スタンド・バイ・ミー』で、
4人組の1人おでぶちんだったジェリー・オコンネル↓

左からジェリー・オコンネル、リバー・フェニックスドキドキ
ウィル・ウィートン、コリー・フェルドマン


父親(ボー・ブリッジス)と一緒にトムを裏切る、
アメフト選手役でした↓

『ザ・エージェント』の時(左)と現在のコリー・フェルドマン(右)



キューバ・グッディング・Jrはトムが未だに取れないオスカーを受賞直近では『大統領の執事の涙』で見ましたよ。



レニー・ゼルウィガーは近年映画出演少ないですが、
彼女は資産いっぱいあるそうで、
俳優業しなくても平気みたい。
上の写真左のように現在の彼女はこれ誰!?Σ(゚д゚;)状態...
ナオミ・ワッツライクな顔に。
ボトックス注入と整形が大成功な様子ですな。

コートニー・ハント監督(『フローズン・リバー』)
の新作映画、ダニエル・クレイグ主演の
「The Whole Truth:ザ・ホール・トゥルース(原題)」に、
出演のうわさがあります。

トムの新作は、ダグ・リーマン監督、エミリー・ブラント共演の
タイムループSF映画
桜坂洋の小説「All You Need Is Kill」が原作の、
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題:Edge of Tomorrow)
日本公開は7月4日。



↓こちらが3月25日にUPされた最新トレーラー


↓こちらは日本語版の特報


エミリー・ブラントがカッコ良さ気で、
トムはなんか老けてる!?これは演出か?それとも劣化ってヤツ!?


『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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4月19日(土)~25日(金)

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