バトルシップ、やくざの墓場、血染めの代紋、キューポラのある街、憎いあンちくしょう | 東映映画と殺人事件を追いかけるブロガー

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やくざ映画全般、時代劇、馬鹿映画、空手映画が大好き。写真は竜虎一代より鶴田浩二と佐久間良子

・これは、祭り映画でしたね!
 






・考えなくていい、親切な映画の決定版でした。観客を楽しませる事に徹している所は立派です。
理屈っぽくない映画は、やはりいいね!それにしてもエイリアンが弱すぎなのが笑えましたね。
あれだけの技術力があって、アナログ 重労働しているのはオチャメですね。




・渡 哲也 の祭り映画















・深作欣二と渡 哲也コンビの第二弾映画です。前作と違い今度ははみだし刑事役です。
仁義の墓場には及びませんが、なかなかの傑作です。
ゲスト人も、毎度毎度の濃いメンバーで充実しています。
ここに、渡辺文雄や小池朝雄、名和宏、が出演していたら、より最高でしょうなー
それにしても、佐藤慶の悪役ぶりは実に見事です。えらい!





・深作欣二の任侠映画もいいもんだ






・話としては、面白いとは思いませんが、ロケーション主体で撮影しているので、
作りものでない当時の日本の雰囲気が色濃く出ています。(撮影は69年で公開が70年です)
深作さんは当時はカメラがぶれないし、猥雑さのある画作りがとてもよく出来ています。
スラム街での撮影はなかなかのものです。(どですかでん思い出しますよ)





・名作は侮れない、反省せねば・・・












私は説教臭い映画は大嫌いです。苦手です。いや、ちょぴり恥ずかしいのです。
解りますよね?この感覚・・・
よって、名作というレッテルのある映画は大体及び腰になります。

しかしながら、「キューポラのある街」は按排さが、(私の中で)実に絶妙で大変気にいってしまいました。
現代からみても、映画としての力は全く遜色ないし、テンポが意外に悪くなく観易かったですね。
子供達が牛乳を盗んで川を下るシーンのほろ苦さ、ラスト、二人が走っていくシーンは、特にいいショットでした。

(北朝鮮の件は、菅井きんの処理があったのでそこまで言うほどとは感じませんでした。
今村さんも、当時はそこまでの全体把握は出来ないだろうし、その点を追求するのは酷でしょう。)




・昭和30年代を知るには当時の映画を観るのが一番の近道ですなあ










フィルムの中には、昭和37年が息づいています。(タイムマシンだなあ)
セット撮影よりロケーション重視なので、当時の町並みや生活風習が、まんま入り込んでいます。
映画の内容より、もうそっちに興味がいってしまいます。肝心の映画としての評価ですが、ズバリ、快作です。
石原裕次郎と浅丘ルリ子は、やはり映画俳優ですね!
エキストラが、やたら多くて、不思議な感覚でした。ラストなんて、まんまサービスですね。




若い頃の小池朝雄発見!



おわり




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