早見和真の同名小説を高橋海人主演でドラマ化。

 

テレビ東京開局60周年連続ドラマ 「95(キュウゴー)」

 

 

「95(キュウゴー)」第6話選ぶべきだった正しい未来

あらすじ 感想 ネタバレ 後編

 

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病院を出たあと4人は屋上で話しましたが、相変わらず秋久の怒りは収まっていなくて、ドヨンに食って掛かりました。

 

俺達は共犯で、仲間が傷つけられたら全力で相手をつぶす、

全員同じだけ傷つくんだと言っていた筈だと。

 

 

ドヨンは確かにそういったと認め、レオは翔が秋久を気に入っていることを納得して、

秋久が仲間にいてよかったといい、ドヨンは、誰かが暴走しようとしたらQが全力で止めろ、

それが、主役の役割だと言い聞かせました。

 

 


翔もドヨンもしっかり成長していると感じました。

 

秋久は冷静に判断できる青年だと思っておりましたが、今は一番感情的になっていてチームをまとめて正しい行動をすることは望めないと思いました。

 


教室で、翔を除く4人は加奈が援助交際の現行犯で補導員に捕まったことを恵理子から聞かされました。
クラスの女子はみんな知っていて、恵理子は気付いてやれなかった自分を責めましたが、みんなはチームの問題だと言って恵理子を慰めました。

 

 


お見舞いに訪れた秋久と恵理子から話を聞いた翔は、加奈とは縁を断つと伝えました。以前から援助交際は絶対に許さないと言っていたのでした。

 


秋久は加奈を庇おうとしましたが翔の判断は変わりませんでした。

 


感情を交えず判断する翔の態度ははっきりしていて、気持ちがいいです。

 

 

我儘な青年だと思っておりましたが、好き嫌いで決めるのではなく、きちんとルールに基づいた結論を出すところに好感が持てますし、将来、人の上に立ち得るだろうと推察しました。

 

 


秋久は優しいのではなく、優しそうに振る舞っているだけで、現実は、自分も周りの人達も、誰も守れていないと思います。

 


病室を出ると、秋久は恵理子に話しかけ、加奈は友達なのではないかと非難しましたが、翔は、援助交際をきらっていて、それをわかっていてやってしまった加奈の方が悪いと突き放すと、セイラはこのことを知っているのかと、重ねて尋ねると、メルは打ったが返事はまだないと答えました。

 


秋久にセイラからの返信が無い時点でセイラの気持ちを察するべきだと思います。

 


恵理子は、セイラから加奈を許すように翔に言わせるつもりなのかと憤りましたが、同感です。誰かにとりなしてもらって許しを請う状況ではないと思います。

 


チームのみんなが許しても、クラスメートの前に現れることはできないでしょうし、自ら退学すると思います。

 

秋久と加奈は自分の行動は自分で責任を持たなければいけないと言うことがわかっていないのでしょうか?

 

秋久は加奈はお金が無くて必死だったのだと庇いましたが、恵理子は加奈の家が貧しくても友達だったと言い、金で結ばれていたわけではないと言って、立ち去りました。

 

 


秋久の理屈は誰にも理解されないと思います。自分の都合で、社会のルール、チームのルールを破ることが許されるはずがありません。

 


帰宅した秋久を、母・悦子が優しく迎え、翔と友達になったことを喜んでいました。

 


自由にさせながら、きちんと見守って翔の事を理解している翔の母・玲子と比べると、この母・悦子は秋久のことを何もわかっていないと感じます。品行方正で学業も優秀な息子だと信じているのだと思いますが、それは、思い違いですと教えてやりたい気持ちでした。

 

 

今の秋久の言動は称賛に値するものではありません。

 

母・悦子は秋久の将来の為にも翔と友達でいることを望んでいますが、このまま二人の友情が続くとは思えません。もう既に、二人の格の違いが明らかです。

 


秋久は、俺は上を目指していない、今が良ければそれでいい、二度とチームのことを話すなと母に告げて2階へ上がりました。

 

 


夜、秋久がいつものお気に入りの屋上に上がると、

セイラに声を掛けられて何処かへ行かないかと誘われた日の事を思い出しました。

 

 

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